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クマジィ 2025/08/18(月) 02:55
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本日から２日間、山形県庄内町に出張で出かける。
庄内町清川はローカル線・陸羽（りくう）西線と国道47号線（通称：鶴岡街道）、最上川が平行して走り、日本海に面した酒田や鶴岡に向かっている。明治初期まで最上川舟運や出羽三山参詣の玄関口としても知られ、また庄内地方と内陸を結ぶ交通の要所でもあった。隣は私の実家がある戸沢村で最上川の舟下りが全国に少しは知られている。
今回は庄内町清川の「清川歴史公園第二期工事基本計画」の見直しの会議に出席する。旧くは源義経が「北国落ち」の途中で宿泊、松尾芭蕉「おくの細道」では、ここ清川で下船して出羽三山へ参詣した。また幕末の志士清河八郎の生家もあり、歴史の宝庫でもある。
この三賢者が歩いた山形県内の足跡を辿り、山形に埋もれた歴史を発掘して勝手連的まちおこしをしようと私達が運営する「NPO法人元気・まちネット/東京」が2006年から山形新聞の同行取材を受けながら踏査・検証した。
特に清河八郎が18歳で清川を出奔（家出）し、江戸に向かった古道を藤沢周平作品「回天の門」に描かれているルートを探し出し地元の関係者と整備「回天の道」として復活させることが出来た。この活動を清川振興協議会の元会長で故遠藤会長から「何もお礼が出来ないのが申し訳ない。ただヤグチさんが設計事務所に勤務していることで、予算は少ないが清川歴史公園基本構想の手伝いをしてもらえないだろうか」との嬉しい申し出があり、この縁から「清川歴史公園の基本構想」を元に2019年4月第一期「清川舟番所＆舟見番所」の完成に繋がったのは嬉しい限りである。
【清川歴史公園】https://map.yahoo.co.jp/place?gid=MNrAqESde2-&fr=sydd_p-localspot-leisure-header_ls-ttl&from_srv=search_web&lat=38.78629&lon=140.02661&zoom=17&maptype=basic 果たして会議の結果は・・・【20250818（月）】
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