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ふるさと出張(2)・・・ >>
クマジィ 2025/08/22(金) 04:42
.gif / 2.3KB 山形出張はいつ以来だろうか。
2006年に「源義経北国落ち」を鼠ヶ関〜湯田川〜清川〜最上川〜瀬見温泉〜堺田〜鳴子温泉までをMTB(マウンテンバイク)を駆って約180kmを踏査・検証してから、以後4年かけて「イザベラ・バード日本奥地紀行」、「松尾芭蕉おくの細道」、「清河八郎回天の道」の山形路を山形新聞の同行取材を受けながら、総合計1,000kmを踏査・検証したことになる。

その後はシンポジウムや旅企画を入れると何度ふるさと山形に出向いたことだろう。
この中でも清河八郎には特別な思いがある。
実家のある戸沢村の隣に位置する庄内町清川(清河八郎の河はのちに川から改名することになる)に清河八郎という幕末の志士がいることは知っていたのだが、どういう人物かは何も知らなかったし、聞くことが憚れるような雰囲気があった。

社会人となり藤沢周平さんの「回天の門」や清河八郎著/小山松勝一郎校注「西遊草」、田辺聖子著「姥ざかり花の旅笠」などを読むにつれ、世の中で言われている「山師、策士」というのは誤解であり、ますます清河八郎に傾倒していった。
生家の清川から出奔(家出)、立谷沢川の右岸を通り、山伏峠を越え、添川から羽黒古道へ向かう古道を山形新聞社の伊藤記者、色摩さんと発見したときは嬉しかった。
その古道を地元の皆さんとハシダ、サノさんと一緒に整備「回天の道」と名付け、現在も峠歩きを実施していることに大きな喜びを感じている。【20250822(金)】



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