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シンポジウムで特別講演して頂いたのは山形市内で「司馬遼太郎・藤沢周平文学研究会」の代表だった故佐竹迪(すすむ)先生をお招きして90分にわたり清河八郎を語って頂いた。先生は舞台を降りてまで熱演して頂き、会場は熱気に包まれたことを昨日のことのように思いだされる。
その盛況さについ調子に乗って東京での開催を提案したところ、即快諾して頂き、12月江東区の清住庭園内大正記念ホールに於いて開催したところ、70名の参加者で賑わった。ゲストにはちょうど水戸で「桜田門外の変」の映画化をしたこともあり、その映画関係者の方をゲストでお迎えして講演して頂いた。 清河八郎はこの桜田門外の変から、目指していた学者になることから尊王攘夷運動に舵をきることになるのだが・・・ 翌日は〜神田お玉が池稲荷・玄武館(北辰一刀流千葉周作道場跡)〜清河塾跡(淡路坂)〜昌平校跡(湯島聖堂)〜伝通院(後楽園)〜麻布一の橋(麻布)を見学して東京でのシンポジウムは無事閉幕した。
生誕190年には、古道「回天の道」の急坂には階段と看板を設置、その周辺にはヤマブキなどを植え、散策する人が楽しく楽に歩けるように、地元で農業(米作り)と林業に携わっているNさんに整備して頂いた。【20250824(日)】
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