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先週は元勤務先の手伝いで、早朝に墨田公園まで出かけ、7時から19時まで長時間にわたるアンケート調査でウオーキングも休みがちだったがそれも無事終了、今週から通常通りにウオーキングが出来そうだ。 健康ウオーキングのお陰で12時間の立ち仕事も苦にならず、アンケートも500人を超える利用者に答えて貰うことが出来、職員は大喜びだった。
●黒川 博行著:「連鎖」 中公文庫
【食品卸会社の社長・篠原の遺体が高速道路の非常駐車帯で見つかった。京橋署・暴犯係の刑事「映画オタクの勤ちゃん」こと上坂と礒野は、資金繰りに行き詰まった末の自殺と見て捜査を始める。篠原に掛けられた巨額の保険金、不渡りになった手形とそれをサルベージしたヤクザ、そして篠原を巡る女たち……。Nシステムの画像を手がかりに篠原の足取りをたどる地道な調査で明らかになった事件の真相とは? 警察小説の白眉!〈解説〉春川正明―本の紹介より―】
いや〜面白かった。 勤ちゃんこと坂上刑事とジロさんこと磯野次郎の関西漫才を聞いているような軽妙なやり取りが文庫本700ページに迫る警察小説を飽きさせることなく展開していく。 登場人物が30人を超えるものの、ストーリー展開がテンポよく進むので、多くの人物が出てきても迷うことなく最後までポンポンポンと軽やかに終盤を迎える。やっぱり黒川作品はテンポが良いところが好きだ。【20250910(水)】
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