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スキー上達のために取り入れたのがトライアスロン(スイム、バイク、ラン)だった。バイク(ロードバイク)の練習は大井埠頭や皇居、ロングとなると河口湖や江の島、ランは代々木公園で練習したが、スイムとなると50mある千駄ヶ谷プールか辰巳プールに泳ぎに行った。サラリーマンだったころは仕事帰り錦糸町からバスに乗って辰巳まで行き、辰巳プールでは良く泳いだ。
その辰巳プールだが、2021東京オリンピックで使用しようと、観客席を増やすためにいろんな工夫をしたのだが、結局近くに新プールを造ったため、辰巳は水球種目などに使われるようになった。そして今月6日(土)に「東京辰巳アイスアリーナ」としてフィギュアスケートやアイスホッケー、ショートトラック、カーリングの会場として開業された。
辰巳プールは建築家仙田満氏の設計で、シドニーのオペラハウスを彷彿するデザインが私は好きだった。当時は「水泳の聖地」と呼ばれ、国際大会が数多く開催されていた。プールのスタート地点は深く、確か2m以上あって絶えず立ち泳ぎしていないと溺れそうになったことはしばしばあった。(笑) 泳ぎ終わって地下鉄有楽町線に乗ると10分程度に有楽町に到着、山の手線ガード下にあった(ある)中華“宝龍”でビールのお供に「肉ニラそば」か「肉細切りあんかけそば」と餃子を食べるのが定番だった。あの辰巳プールで4kmも泳げたことが懐かしい。【20250915(月)】
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