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読書日記―35 >>
クマジィ 2025/10/18(土) 09:25
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表参道のイルミネーションの工事が昨日から始まった。
暑い夏が長かったこともあり「もうXmas?」という想いが強かったがいかに暑い毎日が続こうが四季のある日本には季節はやってくるのだ。
そういえば、恵比寿ガーデンプレイスの中央広場にもバカラのシャンデリアの工事も始まった。秋を飛び越して冬がやって来た、そんな感じのする今日この頃である。


●藤田 宜永著:「血の弔旗」 講談社文庫

【1966年8月15日。根津謙治は、仲間たちと豪邸の前にトラックを止めた。戦後の混乱期に財を成した実業家から現金11億円を奪うためだ。その際、根津は不本意ながら一人の女性を射殺してしまう。それから14年。時効が近づいた頃、彼らの身の周りに新たな事件が続発する。首尾よく離散したはずの男たちの軌跡が再び交差する時、人間の業と事件の真相が明らかになる。昭和の時代と風俗を克明に描写した熱き犯罪小説。―本の紹介より―】

恵比寿駅中にある有隣堂に行ったが読みたい本が見当たらず、自分の書棚から藤田作品を取り出し読んでいる。本作品は文庫本で700頁を優に超える大作の上、登場人物も多く、読むのを一日止めて再読すると誰が誰やらわからなくなって数ページ戻って読み返さなければならない。本作品にも恵比寿という場所が出て来るし、現在読みだした作品にも再登場する。

以前読んだ本には麻布の洋食屋さんが出て来たので探して行ってみたことがあった。
するとその店の息子さんと知り合いなのだと言う。藤田作品には実在するお店が良く出て来るので読んでいて実に面白い。本日から久しぶりに3連休となる。さて何をして過ごそうか。【20251018(土)】



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