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読書日記―19 >>
クマジィ 2026/03/30(月) 03:09
.gif / 2.3KB 昨日と打って変わって今朝の空はどんよりした雲に覆われている。
明日から数日は傘マークがついているのを見てちょっとうんざりする。
今年初めて混雑する前にウオーキングしながら花見が出来た。
次回見るときは花筏になっていることだろう。前々から言っているのだが、青森県弘前には珈琲屋さんが多いと聞いたことがあるので珈琲&花見旅をしてみたい。

●相場 英雄著:「サドンデス」 幻冬舎文庫

【立て続けに起きた無差別殺人が裏で富裕層が教唆するゲームならば?格差と貧困、SNSでの誹謗中傷、スマホ依存……。『震える牛』『血の轍』『ガラパゴス』の著者が現代の歪みを露わにする社会派警察ミステリ   
21歳の理子は金銭面で厳しい生活を送ってきたが、ある女性と出会い、人生が好転する。彼女に誘われてラウンジで働き、高い評価を受け、新規の店を任されることになった。充実した暮らしぶりをSNSにアップロードする一方で、その飛躍を妬む者も増えていく。百貨店で閑職に追いやられ、しまいには墓穴を掘ってクビになった小島もその一人だ。そんななか、世間では無差別殺人事件が立て続けに起きる。模倣犯なのか。警視庁サイバー犯罪対策課の長峰はインターネット上で一連の事件の奇妙な共通点に気づく。折しも、小島の理子への嫉妬心はやがて殺意に変わっていって――。―本の紹介より―】

「サドンデス」という言葉はスポーツでよく使われている。
スポーツなどにおいて先に得点した方が勝利者となり、その時点でゲームが終了するようなシステムのことをいうのだが、他には突然死を意味するとも言われる。
著書はこの突然死を予告として物語りは構成されている。
SNSを駆使した予告殺人ゲームを楽しむ富裕層がいる。
SNS時代になり、老いも若きも多くの人がネットに夢中になり、フォロワーを求めるこの環境を利用して富裕層と貧困層の格差社会を煽る時代、そういえば少し前になるが新宿でユーチューブか何かで生配信しながら歩いていた女性が刃物で刺し殺される事件があったが、著書を読んでいてそのことを思い出した。
恐ろしい時代だ。

知人の披露宴で新婦に著者を紹介されて最初に読んだのがBSE問題、食品偽装問題を扱った社会派小説の「震える牛」だった。以来、著者の作品のファンとなってガラパゴス、トップリーグ、KID、血の轍、血の雫などを読んだが、通信社の経済部記者だった経験を生かした社会派作家として多くの支持を得られている。
暫くしたら時代小説を読もうと考えている。【20260330(月)】



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