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最近読んだ本の中に自宅にある大きな木について書かれていた。 故郷の実家にも大きな木が5本あった。 ミズキ、朴の木、モミの木、そしてクリの木が2本の5本で、モミの木は私が中学生の頃のXmasの日に珍しく父が高さ1mほどの鉢植えを買って来てくれた。その後長兄が自宅裏に植え替えてくれたのだがあまり大きくなりすぎ、新築した家が暗くなったことが理由で伐採されてしまった。
ミズキは目の前の堤(ため池)に被さるように植えられていて、堤に落ちそうな家を長いこと守ってくれたし、正月には枝ぶりのいい姿の部分を切って正月飾りにして毎年正月を祝ってくれた。近所にも分けてあげたこともあった。 また朴ノ木の葉は大きく、田植えの頃になると農家の人から葉を分けて欲しいと言われ中高生のころは登って何枚いや何十枚も取って分けてあげた。 これは一回り大きなおにぎりを朴ノ木の葉でくるんで昼食用に田んぼに持って行くためのもので、朴ノ木の葉には香りもあり、また殺菌、抗菌作用があるためよく使われた。昔の人の知恵って素晴らしい。
2本のクリは我が家にとって大事な食用木で秋になり学校から帰るといつも栗拾いに 明け暮れた。モミの木とクリの木は無くなってしまったがミズキと朴ノ木は未だに健在である。しかし今では、正月飾りをやる家も少なくなり、また朴ノ木の葉を利用する人もいなくなったことはちょっと残念ではあるがこれも時代の変化なので致し方ないだろう。我が家のシンボルは何といってもミズキだろう。【20260529(金)】
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