|
約2週間ぶりに仕事に復帰する。 まずは屋上の畑に植えられているナスの収穫と時期が過ぎてしまったミニトマトの処分、他にも東都大学野球春季リーグで優勝し、お祝いとして頂いた胡蝶蘭(大)の処分をしなければならない。 以前、胡蝶蘭を処分していたら、通りかかった主婦の方からバラバラにしたあとの1鉢を頂けませんかと言われ差し上げたことがあった。大きな鉢の中には「咲かせ方」の絵が入っていたので、今度は私が1鉢を貰って育ててみようと考えている。
●池永 陽著:「コンビニ・ララバイ」 集英社文庫
【小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生……。彼らは、そこで泣き、迷い、やがて、それぞれの答えを見つけていく――。温かさが心にしみる連作短編集。―本の紹介より―】
最初に池永作品を読んだのが「珈琲屋物語」だった。 “珈琲”という言葉に敏感で名前が付いているだけで「買わなきゃ」と思ってしまう。 珈琲屋物語の他にも「下町やぶさか診療所」もシリーズ化されていて、珈琲屋物語が著者のデビュー作品だとばかり思っていたが、今回読んだ小説がデビューしたころの作品であることを初めて知った。
「合わせ鏡」という短編に「わら布団」という布団が出て来るのだが、この「わら布団」私が子供の頃の冬に父が作ってくれて寝ていた。 北国の寒村で高校卒業まで過ごした故郷の冬は厳しく、晩秋になると母と家の周囲を雪囲いして寒さを防いだ。わら布団は布団カバーの中に良く乾燥させた藁を隙間なく詰め込んだもので厚さは50cm〜60cmもあり、保温性は抜群で凍える冬を乗り切ることが出来る優れものだった。春になるころには厚さも10cmぐらいのせんべい布団になっていたのをよく覚えている。
テレビ東京の「あなたのご飯見せて下さい」とう番組が好きで休日に良く観ているが、取材中、綿入れを着こんだおじさんに番組スタッフが「あなたのご飯云々」を依頼すると快諾、話を聞くうちに「本を書いているんです」と著者が話しているのをだいぶ前になるが偶然に観たことがあった。実に人の好さそうなおじさんだった。【20260821(金)】
|
|