|
昨日も都心の気温は35.0℃の猛暑日となり、これで22日?それとも23日間もの猛暑日を記録し、今日もまた35℃になるんじゃないかと言う予報が出ている。一体この暑さは何時まで続くのだろうか。暑さは大丈夫な私も海水浴に行ったかのように真っ黒に日焼けしていて、皮膚がんになるんじゃないかと不安になってくる。(笑)
●辻村 深月著:「この夏の星を見る」 階ADOKAWA
【この物語は、あなたの宝物になる。 亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。 コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。―本の紹介より―】
女性作家の本はあまり読まないが、今回は特別にラジオで紹介されていて、とても面白そうなので本屋さんに注文した。8月10日(木)早朝ウオーキングの途中、5時半から始まる「ラジオ版文学のススメ」のゲストが辻村さんで著書の内容を聞いていて読んでみたくなり早速注文、単行本で500ページに迫る本だったが案外早く読了することが出来た。天文が好きな中学生、高校生を中心となった青春小説で、昔読んだ宮本輝著「青が散る」を思い出した。【20230830(水)】
|
|