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フォーラムの翌年（2016年）、戸沢村と庄内町の有志24名で「最上川・陸羽西線活性化委員会」（代表：高橋茂氏）を結成してこれまで、最上川河畔にユリやヒガンバナに加えヤマザクラも数十本を植えた。加えて山形新聞社が推進する「最上川さくら回廊」にも応募し採択され30本の山桜を最上川畔に植えて頂いた。
これまでの活動に庄内町活性化協議会会長の故遠藤仁氏より「まちネットさんには回天の道整備や生誕180年記念シンポジウム（清川と東京）など、いろいろお世話になり、何もお返しできなくて申し訳なく思っている。実は「歴史のふる里清川」の基本計画を作成したいと思っている。費用は少ないが作成して貰えないだろうか」という提案をして頂いた。見返りを求めて活動してきた訳ではなかったが有難い話を頂いたことは正直言って嬉しかった。
私の前勤務先であった会社の社長に相談すると快く引き受けてくれると言う。
こうして地元協議会の皆さんと何度も打ち合わせを重ね、県外にある関所を見学したりしながら１年かけて歴史のふる里清川の基本計画書の作成に入った。私もその一旦を担うことが出来たことがその後の活動に実に為になった。
この基本計画書は地元清川地区から庄内町に申請することになったが、町の新庁舎や町湯、道の駅などが優先され、第一期の実施設計・工事に入ったのは2018年で竣工は2019年の春、150年振りに最上川沿いに舟番所が復元されたのである。【20230918（月）】
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