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現代作家では故藤田 宜永、宮本輝、伊集院静、真保裕一、真山仁、熊谷達也なども結構読んでいて、ふるさと山形県出身・在住の作家も多く、直木賞作家の藤沢周平、高橋義夫(船橋出身・山形在住)、井上ひさし、佐藤賢一や文芸評論家の丸谷才一氏などが挙げられる。ただ高橋作品はこれまで読む機会はなかった。
余談になるが、スキー仲間のハシダさんは大分県竹田市出身(東京在住)だが、清河八郎との繋がりも深い。それは八郎が九州遊説の際、豊後竹田(現在の大分県竹田市)岡藩の家老小河 一敏(おごうかずとし)と尊王攘夷で意気投合、正月に小河家にお世話になっている。「小河は年の暮れにやって来たのは、年の始めの珍客だと大いに悦び、終夜酒を合した」と記している。ハシダさんは現在の末裔小河家を訪ね、八郎との出会いを聞いた。清河八郎の生家があった庄内町清川は私の実家がある戸沢村の隣村で八郎愛の私とハシダさんはスキー以外の歴史でも繋がりがあるのだ。(笑)
竹田の岡藩、岡城址と言えば“春高楼の花の宴・・・”ご存じ荒城の月のモデルとしても有名なところで、白洲次郎の父白洲文平が晩年を送ったところとしても知られている。数年前になるが竹田市の東京フォーラムで竹田市長とお会いする機会があり、白洲文平氏が竹田に住んでいた当時の写真、数葉を頂いたことがった。縁とは不思議なものである。【20231016(月)】
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