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昨日のウオーキング時は今年一番の冷えた朝だった。 Tシャツの下にロングスリーブのシャツを重ね着、それに手袋をして出かけたのだが、ロングウオーキングしてもあまり汗はかかなかった。いよいよ冬に向かって少しずつではあるが季節は替わりつつある。
●森 詠著:「はるか青春」 文芸社文庫
【書評新聞編集者の仕事についていた私は、いつか会社を飛び出しフリーのジャーナリストになる、会社はそれまでの修行の場と勝手に思っていた。いつも現場を重視し、愛用のカメラを携帯し、騒乱の現場に急行した。ベトナム戦争、大学闘争、成田三里塚闘争、70年安保闘争と、新米記者は喧噪のなかで見て、書いた!! 60年後半から70年前半を活写した自伝的小説。―本の紹介より―】
著者は私より4つ5つ上の世代でベトナム戦争、大学闘争、成田三里塚闘争、70年安保闘争などを経験していて、私も新聞報道でこれらの事件は知っていたが、何故起きたのか詳しいことは著書を読むまで知らなかった。新しい発見である。 時代は大きく変わってしまったが、こういうことの積み重ねを経て現在があるということを肝に銘じて生きて行かねばならないだろう。 再読したい一冊である。森作品は実に面白い。【20231019(木)】
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