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12日（土）仕事から帰ると玄関に大きな箱がドンと置いてあった。
よくよく見ると山形県名産のラ・フランスという、いびつな形をした洋ナシだった。送り主は私とは従弟同士のような関係のシゲル君からで、こんなことをして貰ったのは初めてのことなので驚いた。
まちネットの活動を山形で初めて今年で17年になる。
2010年頃からは幕末の志士清河八郎の足跡を辿るころから、手伝って貰うようになり、山形に出かけるたびに車を出して貰い、仕事以外でも私たちが知らない県内が誇る名瀑や名所を案内して貰ったことはたびたびある。
早速お礼の電話をし「急にどうしたの？」、「いやいや山形に帰るときいつもビールやパンを貰ってるので、たまにはと思って送ったよ」の返事、嬉しい限りである。
お礼をしなきゃならないのはこちらの方なのに、感謝感激で早速、お世話になっているご近所さんにもお裾分けすることにした。
ラ・フランスはいびつな形の果実で、皮には斑点があるのが特徴で。樹についているときには完熟せず、もいだ直後は甘みに欠けゴリゴリした食感で、暫く放置することによってトロリとした甘さに芳香が出て食べ頃となるのだが、私はちょっと固めの果肉を角切りにしてヨーグルトに入れて食べるのが好きである。
ラ・フランスの生産地は長野や山形が多く、山形は全国生産の８割を占めており、岡山、山梨、福島と並んで果物の宝庫と呼んでもいいだろうと思う。【20231115（水）】
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