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読書日記―25 >>
クマジィ 2023/11/30(木) 03:15
.gif / 2.3KB 今日で11月も終わり、カレンダーは残すところあと1枚となった。
夏が長く秋は短かったが、11月も暖かい日が続き、早朝トレーニングは楽だったが来月からは冬らしい寒さになっていくのだろう。読書の秋だったが思うほど読めなかった。
以前は年間50冊読めたが、最近では30冊にも届かなくなった。体力が落ちたせいなのかなぁ〜・・・

●池波 正太郎著:「池波正太郎の銀座日記」 新潮文庫

【週に何度となく出かけた街・銀座。少年のころから通いなれたあの店、この店。そこで出会った味と映画と人びとは、著者の旺盛な創作力の源であった。「銀座日記」は、街での出来事を芯にした、ごく簡潔な記述のなかに、作家の日常とそこから導かれる死生観を巧みに浮き彫りにして大好評であった。急逝の2カ月前まで、8年にわたった連載の全てを1冊に収めた文庫オリジナル版。―本の紹介よりー】

時代小説家の中でも藤沢周平さんが好きな作家だが、藤沢さんも池波作品を慕っていると何かの雑誌で読んだことがある。著書には「ある日の昼過ぎから藤沢周平さんの三屋清左衛門残日録を読み始めたら、いつともなく引き込まれ、夜半までに400ページの大作を読みあげてしまう。上質の時代小説だった」と記されていた。藤沢ファンとしては嬉しい限りである。

池波作品と言えば「鬼平犯科帳」、「仕掛人・藤枝梅安」、「剣客商売」、「「雲切に在衛門」などなど数多くがドラマ化されている時代・歴史小説の第一人者でもある。私が最初に読んだのは「幕末新撰組」だったと記憶している。
著書には長く鍼(はり)をして貰っていたらしいが、その先生の名前は何と「矢口先生」だったらしい。余談だが、私の父も鍼灸師として一家を支えていた。遺品を探していたら国家資格書が出て来たのには驚いた。600ページ余りの大作を楽しく読ませて頂いた。【20231130(木)】



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