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読書日記―26 >>
クマジィ 2023/12/09(土) 03:08
.gif / 2.3KB 朝は冬のような寒さになりつつあるが、日中の気温は例年よりも5、6℃くらい高く、今年は異常な気候となっている。この気候、来年も続くのだろうか。早朝ウオーキングでtクマジィの特性手袋(ホッカイロ入り)はまだ使用していないが、明日の休日にはホッカイロを沢山買いだめしておこうと思う。

●藤田  宜永著:「ブルーブラッド」 徳間文庫
【敗戦後の混乱期、日本で進行していた「ナチスの隠し財産」争奪戦
各国諜報機関の謀略が飛び交うなか男と女は、運命の再会を果たした――
三年半ぶりに本土の地を踏んだ復員兵の貝塚透馬は、衝撃の事実を知らされる。

空襲を逃れ軽井沢の山荘に疎開していた両親が、ピストルを持った強盗に撃ち殺されたというのだ。犯人は未だ捕まっておらず、遺体の第一発見者であるメイドの八重は事件後、姿を消した。
両親を殺したのは誰なのか。
東京で八重の捜索を開始した透馬だったが、フランス留学時代の旧友、恵理子に再会したことで思わぬ事態に巻き込まれていく――。事件の裏に見え隠れする、ナチスの隠し財産をめぐる恐るべき国際謀略とは!―本の紹介より―】

好きな作家の一人、藤田宜永さんは2020年1月に他界してから来年でもう4年になる。著書は2021年11月に発行されたもので、これが遺作となったらしい。
最初に藤田作品を読んだのが1995年に発行されたスパイ小説の金字塔と言われた「鋼鉄の騎士」だったと記憶している。1930年代のフランスが舞台で自動車レース、スパイ事件などがテーマで、今回の作品とよく似ていた。600ページを超える大作だったが、あまりにも面白く私にしては最も早く読み終えた。そうそう主人公が住む住所は恵比寿だったのにはちょっと驚きもしたが嬉しかった。(笑)【20231209(土)】



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