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シルバー人財センターから渋谷区広尾にある某大学の臨時職員に紹介されて働き始めたのが2000年１月からだった。仕事は主にキャンパスの清掃や除草、イベント（神事、神職の研修、入学試験、オープンキャンパス、樹木の手入れなど）の準備や片づけなどが主な仕事だが、現在は落葉樹の落ち葉の処理がメインの仕事になっている。
キャンパスには常緑樹のマラヤスギ、シイノキ（スダジィ、シラカシ、アラカシ）、クスノキなどに混じり、ケヤキ、イチョウ、ハナミズキ、モミジ、エゴなど落葉所も多く、それらの落葉がいまピークを迎えている。仕事は午前８時から夕方４時までの７時間だが結構休憩もあり、体力のある私にはとてもマッチしている仕事でもある。
昨日、バックヤードとなっている幅10ｍ×長さ30mほどの駐車場を清掃していたら通りがかった人に「綺麗に清掃（落ち葉）してますね。感心しますよ。これはまさにアートだね」とお褒めの言葉を頂いた。実はこれと同じ言葉を１ヶ月ほど前にもメインとなっている表の通路や広場を清掃しているときも年配の女性から声をかけられた。
今年の春に植え込みに咲くユウスゲ（黄色い花をつける）の手入れをしているときにも道行く人に「いつも綺麗に手入れなさってなすね」と声をかけて貰ったことがある。
清掃は子供頃、いつも仲間と遊んだ神社前の広場や108あった石段の清掃や、前職の造園コンサルタントの仕事が活かされていると思う。もともと田舎育ちだったこともあるのだが、植物や樹木には日常的に触れてきた過去があり、私にとっては仕事というより、遊びの延長のような気もしている。それは健康な身体を維持していることがあってこそなのだが・・・夕べからの雨で落ち葉の先も見えて来た。アートの腕前をお見せするのは来年に持ち越しとなるだろう。(笑)【20231212（火）】
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