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昭和を代表するスターの一人に小林旭(85歳)がいるが。 今の若い人で知っているとしたら50代ぐらいまでではないだろうか。 石原裕次郎や宍戸錠などと日活(映画配給会社)を代表する映画俳優で、ギターを抱いた渡りシリーズで一世を風靡した。
私はどちらかというと東映(映画配給会社)の市川歌右衛門(代表作 旗本退屈男)や大友柳太郎(代表作 鞍馬天狗など時代劇が好きだったこともあり、日活の映画は殆ど観たことが無かった。昨日仕事の休憩時間に何気なくスマホを観ていたらその小林旭が「テレビに出ることは御免被りたい」とのタイトルで語っているのを読んでいたら面白く、少し長くなるが取り上げることにした。
中身はこうだ「昨今のテレビは吉本興業をはじめとするお笑いばかりで、“やすかろう悪かろう”の世界になってしまった。スッポンポンになってお盆で前だけかくして笑いをとるような輩がいるけど、あれは芸でも何でもない。ただの酔っ払いの盆踊りだ。それでお金を貰おうなんて、恥ずべきことだ。・・・音楽の世界もだいぶ変わり、若い連中がサングラスをかけて平気でテレビに出ている。ゴツゴツしたネックレスや指輪、ピアスをつけて、流行に乗って目立とうとするだけだ。・・・昔よりタレントのギャランティが安くて使い勝手がいいから、テレビはどんどん彼らを起用する。目立つことばかり考えて、人間性も無ければ美学も無い。ああいうキャスティングを見直さない限り、テレビは立ち直れないだろうね」と、ごもっともである。
私も同意見なので、ドラマやバラエティー番組はまったく観ないことにしている。 NUK(受信料は払ってます)新風土記、土曜72時間ドキュメントは好きで良く観るが、民放のニュース&スポーツ、ドキュメント番組以外は全く観ないことにしている。こういうことを話す人物も少なくなったのは残念でならない。【20230111(木)】
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