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読書日記―2 >>
クマジィ 2024/01/20(土) 03:01
.gif / 2.3KB 昨日朝の気温は8℃とこの時期としては非常に高く、ホッカイロ入り特性手袋を途中から外してのウオーキングだった。日中でも15℃と春の陽気を感じさせる気温にはちょっとビックリしたが、今日は一転して真冬に逆戻りの気温になるらしく、体調調節出来ない人にとっては厳しい寒暖差の今年の冬である。

●藤田 宣永著:「喝采(下)」 早川文庫
【女優毒殺事件を追う浜崎は、友人の記者・古谷野や歌手の福森里美らの協力で、殺された絵里香が映画会社元社長の愛人だったことを知る。元社長は消えた依頼人・栄子とも関係が?さらに調査を進めるうちに、女優殺しと、探偵だった亡父が調べていた現金輸送車強奪事件との間に奇妙な繋がりを発見した。だがまもなく、浜崎は何者かに襲われ…ジャズや映画が全盛の70年代を舞台に贈る極上の私立探偵小説。−本の紹介より―】

昨年暮れに読んだ「タフガイ」の前に書かれた著書で、以前に読んだ作品だったが、内容を完全に忘れていて再読したのだが、なかなか面白い作品で、舞台も1972年に想定していて、このタイトルとなった喝采が何故だったのかも最後の最後に分かる仕組みとなっている。
この年の紅白歌合戦でレコード大賞を獲ったちあきなおみが歌っていたのである。
そしたら何と昨日、休憩時間にその歌がラジオ(FM東京)から流れて来たのには驚いた。
著者が亡くなったので、浜崎というユーモアとウィットに富んだ私立探偵もこの作品の続きが読めなくなったのは残念でならない。【20240120(土)】



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