バブルの頃、たまたま私の業界で新製品の開発ラッシュがあり、国内外6-7社が発売を目指していました。こういう場合には、新製品の説明会などという名目で全国の同業者が東京に集まり、形式的な説明会の後は豪華な食事が出る会食さらには二次会があるのが普通でした。まあ、営業です。
である時、会食の後に「二次会に行く人は車に乗ってください」ということで、会場の外に国産の黒塗りセダンがズラーと並んで待っていました。しかし、タクシーのように天井に「ぼんぼり」はなく、乗り込むと料金メーターもありません。
黙って乗っていれば六本木まで連れて行ってくれたのですが、好奇心あふれる（？）田舎者は思わず「これは、会社の車ですか？」と運転手に聞いてしまいました。
運転手は前を見たまま平然と答えました、
「ハイヤーでございます」
ああ、これがハイヤーというものですか！失礼しました。しかし、いくらかかるんですかね？
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デップ ++.. 2020/05/22(金) 20:20 [6180] |
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