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同人の佐藤修子から電活があった。 「土肥さんのお見舞いに上がりたいのですが、かまわないでしょうか。これまで、それほどお眼にかかっていませんけれど……」 「そりゃ土肥君も喜ぶよ。ぼくは年内にもう一度見舞いに行くつもりなんだけど、なんなら一緒に行かない?」 「悪いですけど、年末年始は主婦業が忙しくて無理なんです。一月中旬だったらいいんですけど、いけませんか?」 「そんなことはないさ。でも間に合うといいんだけど……」 「あの、そんなにお悪いんですか?」 切羽詰まった口調に、私の方が狼狽した。思わず口走って、口止めされている秘密を感知されそうになったからだ「 「そんなことはないけれど、年齢が年齢だからね」 (平木國夫「土肥君! 十年早過ぎた!」)
というわけで、「人間像」第144号は「土肥純光追悼号」です。ついこの間『忘れ花』をアップしたばかりなのに…という無念の気持ちの中で作業を始めています。262ページと、久しぶりの大冊なので年末年始の隙間を見ては仕事を進めるつもりです。通常の作品紹介は追悼特集が済んだ後で。
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