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No.386 への▼返信フォームです。


▼ オール・マイ・ラヴィング   引用
  あらや   ..2016/12/05(月) 15:28  No.386
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今年度での閉校が決まっている南京極小学校への出前図書館。残すところあと2回の内の1回目、十二月の出前です。私のブックトークは「五十年前、百年前の本」でした。
なんでこういうテーマにしたかというと、じつはこの出前の二日前に京極小学校(←南京の併合先の学校です)の4年生たちが「五十年前、百年前の京極」を調べに湧学館に来ていたからなんですね。ちょっと切口がカッコいいなと思いました。「昔の京極を調べる」じゃなくて、「五十年前、百年前の京極」を調べる。
先生もわかっていたんじゃないかな。京極という町は、ちょうど百年前に脇方(アイヌ語地名「ワッカタサップ」)で鉄鉱石の鉱脈が発見されたことによって独特の発展をした町なんですね。北海道の鉄道網がまだ根室や稚内まで届いていない時代に、鉄道が走っていて当たり前の町が形成されていったのですから。
五十年前はその脇方の町の消滅ですね。戦争で鉄鉱石を掘って掘って掘り尽くして、ついに閉山を迎えたのが五十年前です。現在は人っ子一人いない虎杖茂る野っ原。

五十年前はビートルズが来日した年。テレビでウルトラマンが始まった年。本を選んでいる中でこの岩P成子『オール・マイ・ラヴィング』を見つけました。気に入りましたね。小学生には難しいだろうとは思ったけれど、こういう感情をおもしろいと思う小学生がいたら私はうれしい…と思って持っていく本箱にいれました。


 
▼ 王様に恋した魔女   引用
  あらや   ..2016/12/05(月) 15:31  No.387
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これも「五十年前、百年前」じゃないし… でも、南京の出前図書館があと一回しかないと思うと、いても立ってもいられなくて本箱に入れてしまいました。

柏葉幸子と佐竹美保のコンビって、ほんとレノン&マッカートニーじゃないの。鉄壁ですね。これからもがんがん作品を生み出してほしい。

ブックトークの結びで、『鉄腕アトム』の話をしました。2003年4月7日生まれのアトムが暮らす21世紀の未来社会で、ウランやお茶の水博士がダイヤル式の黒電話を使っている…という話を。この黒電話がケータイになり、スマホになってしまった「五十年後」の世界は、さすがの手塚治虫先生でも予測できなかった。つまり、それくらい「五十年後」なんて誰にもわからないものなんです。ただ、おじさんはたぶん「五十年後」には生きていないけれど、みんなはきっと「五十年後」の世界や自分を見ることができるでしょう。そこは、とてもうらやましいです。



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