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「国松三代」という視点は刺激的でした。今、私が手掛けさせてもらっている「人間像」の作品群にも新しい光が射すかもしれないと感じています。というのは…
一昨年の秋であったか、国松明日香氏から電話があった。 「もしもし、福島先生のお宅でしょうか」 「はい、わたし福島です」 「わたくし國松明日香というものですが……」 「あっ、明日香さん!」 「実は、父の昔話などお聞きしたくて、お邪魔したいのですが、ご都合いかがでしょうか」 「いつでも歓迎です。どうぞ遠慮なくおいでください」 「では、お言葉に甘えて、お邪魔します。ただ、もう一人陶芸家も一緒に伺うことにしますが」 「どうぞ、どうぞ。遠慮なく……、明日香さんとはお会いしたく思っていましたから」 そんな遣り取りをし、明日香氏の来訪となった。 (福島昭午「夢は枯野を駆け巡る―広津書簡から」)
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