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No.544 への▼返信フォームです。


▼ 初雪   引用
  あらや   ..2017/10/31(火) 10:06  No.544
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小樽の初雪です。

四月、雪の残る小樽の街に戻って以来、「人間像ライブラリー」開設に向けて努力をして来ましたが、その私でさえ、まさか初雪の季節まで公開が長引くとは夢にも思っていませんでした。反省です。でも、これ以上早くはならないのです。ここで、その場繕いのいい加減な仕事をしたら、私は一生後悔することになるだろう。

私たちは2017年10月31日の後世から眺めているから、もう「人間像」が第19号から活版印刷になることも知っています。でも、1951(昭和26)年の初雪の頃、喜茂別の教員住宅で小説「二十代」を書いている御園小学校教諭・針山和美青年にはそんな未来があるかどうかさえわからないんですよ。自分の人生がどうなるかわからないけれど、とにかく今自分が書ける最高の作品を書かなくては…という思いだけで今夜も机に向かっている針山青年の姿を忘れないようにしたい。


 
▼ 寄贈   引用
  あらや   ..2017/10/31(火) 11:16  No.545
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現在、「人間像」第19号の直前で発行された「別冊人間像」第1号のデジタル復刻をやっています。ガリ版刷り。全66ページの内、針山氏の小説『二十代』が44ページを占めるという変則の構成。『二十代』は長編小説であるばかりではなく、小説が扱っている舞台が羊蹄山麓の小学校ということでも、なにか、これからの針山氏の転回点を予感させるような作品です。

話は変わりますが、「人間像」第19号の復刻が終わり、「人間像ライブラリー」のインターネット公開が確認できた時点で、「路苑」、「道」創刊号〜「人間像」第18号、「別冊人間像」第1号の全19冊は北海道立文学館に寄贈となります。
寄贈とするのにはいくつかの理由があります。まず、針山家や人間像同人会の意向であることがひとつ。寄贈先が北海道立文学館か図書館かについては若干意見のちがいがあったのですが、インターネット「人間像ライブラリー」の登場によって、図書館が「人間像」を所蔵する意味合いは大きく薄れたと考え、針山家の意向通り文学館となりました。
最後の理由は、保存に関する技術的な問題です。現状でできる限りの保存態勢の基でデジタル復刻作業を行っていますが、民家(新谷家)であることには限界がある。火災や盗難といったリスクなどから「人間像」を守らなければならない。幸い(?)道立文学館は第19号以前の「人間像」を所蔵していませんから、その意味でも適任地だと考えます。



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