| TOP | HOME | ページ一覧 |


No.910 への▼返信フォームです。


▼ 「人間像」第101号 前半   引用
  あらや   ..2022/08/01(月) 16:25  No.910
  .jpg / 50.2KB

七月下旬より「人間像」第101号作業に入りました。先ほど、針田和明『阿片秘話(第一回)』をライブラリーにアップしたところです。

◆百号より写植印刷というものになった。と同時に大幅な値上げとなり、同人費の七割近い値上げにもかかわらず、頁数を制限せざるを得なくなった。そのため、千枚に近い針田の「阿片秘話」も短期連載が不可能となったようである。然し、単なる長篇のブツ切りとは異なるので、充分読んでいただけると思う。
(「人間像」第101号/編集後記)

百号の時には感じなかったが、確かに今号のOCR読み取りはスムーズです。文字化けがかなり少なくなって、ワープロ作業がスイスイ進む。今号の半分くらいのページを占める『阿片秘話』が四五日ほどの時間で完了したのには驚いてしまった。写植印刷、いいんじゃないですか。


 
▼ 山口比呂志   引用
  あらや   ..2022/08/03(水) 23:47  No.911
   『ヤマグチガンニテシス」ソウギワ一三ヒゴゴニジ」ニンゲンゾウヨリチョウデンタノムショウセイモッカニュウインチュウ」ササキノリツグ』――大阪の同人佐々木徳次よりこの電報が届いたのは、昭和五十二年二月十二日であった。早くも一年がたつ。本来ならば、すぐさま追悼号を発行するところだが、百号記念号のことがあって、一年以上も遅れてしまった。
(針山和美「『同通』に生きた山口」)

第101号は同人・山口比呂志の追悼特集号でもあります。すでに、山口比呂志『落葉影』、針山和美『「同通」に生きた山口』を終え、今日にも上沢祥昭『山口君のこと』をライブラリーにアップするところまで来ていますが、驚いたことが一つや二つではない。
まず、同人・山口比呂志。百号に至った「人間像」の中で、「山口比呂志」名義で小説を発表するのは今回が初めてなんですね。三十年近く続いた「人間像」の歴史で、こんな例は見たことはない。何度も私製「人間像データベース」を検索して〈山口比呂志〉〈山口博義〉をチェックしたけれど正真正銘今回の第101号が初登場の「山口比呂志」ではありました。
そして、佐々木徳次。「人間像ライブラリー」では長らく佐々木氏を「ササキトクジ」と表記して来ましたが、上の電報文にもある通り「ササキノリツグ」さんだったんですね。いや、冷汗。上沢さんの次、佐々木徳次『山口とのあれこれ』をアップする頃には表記が「ササキノリツグ」に直っていると思います。

いやー、昭和っぽいな。

 
▼ 滝利津也   引用
  あらや   ..2022/08/06(土) 14:05  No.912
   ところで、発表した二篇の短篇に見るものがなかったのにくらべ、同通のガリ切り時代に書いた雑文のうち、とりわけ「落葉影」は、これこそ本誌に発表してほしかったほどの出来栄えで、何れも文章がのびのびとして、学徒動員時代の不良中学生の思い出を描いている。私は彼が書き残した作品として、「傀儡」や「蝶」は抹殺して、この「落葉影」に書いた「煙草と恋人」「連行」「おみなえし」「尾行」の四篇を挙げておきたい。ここには中学生だった戦時中の思い出が一種の懐しさをもって、しかしきわめて冷静に描き出されている。
(佐々木徳次「山口とのあれこれ」)

私もそう思う。『落葉影』にちらちら登場する憲兵や特高警察の姿が大変興味深い。滝利津也名義の作品はすでにライブラリーに入っています。私は「滝利津也」は福島氏か村上氏の変名かと思っていました。



Name 
Mail   URL 
Font
Title  
File  
Cookie  Preview      DelKey