|
|
▼ Re:婦人科
|
|
院長 ..2014/05/13(火) 15:22 No.84 |
| 生理前症候群は、月経前緊張症ともいわれます。月経前(黄体期)に出現する心身の不快な症状で月経開始後すみやかに消退するものをいいます。全身倦怠感や浮腫、集中力散漫など、さまざまな症状が月経に伴って変動します。 身体的症状で自律神経では、食欲不振・吐き気・嘔吐・めまい・頭痛・腰部痛・音への過敏。 水分貯留は、疲労感・むくみ・のぼせ・発汗・腹部不快感・だるさ・乳房緊満感。 食欲関連は、食欲亢進・体重増加・甘いものを欲求。 皮膚・粘膜は、色素沈着・にきび・鼻炎様症状。 精神症状のうち精神不安定は、情緒不安定・活動化・興奮・入眠困難・臥床傾向。認知機能は集中力散漫・集中力低下・作業能率の低下・判断力低下・常に眠気。不安・緊張は、緊張増加・不安感・睡眠障害があります。 治療は、対症療法で水分貯留に対する利尿薬。疼痛に対する痛み止め。消火器症状に対する消化機能賦活薬。精神症状に対する向精神薬などがあります。 その他ホルモン療法などがあります。
|
|
|
|