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▼ Re:母子手帳
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院長 ..2013/12/09(月) 15:57 No.65 |
| 妊娠をされるとお母さんであり、母子健康手帳をもらえる様に妊娠届書を病院、医院で書いてもらい市町村の役所へ医療機関名や担当医氏名、助産所では助産氏名を書いて届ける事になります。 基本検診補助券が14回あり、1回目に基本検診妊娠初期血液検査補助券があります。これは血液型ABO型Rho型や梅毒、B型肝炎抗原、C型肝炎抗体、エイズ抗体、風疹ウイルス抗体、成人T細胞性白血病抗体、不規則抗体検査が受けられ無料です。途中で貧血、血糖検査、クラミジア抗原、B群溶血性連鎖球菌検査も無料です。又、子宮頸癌検診も全例するようになっています。 届出は妊娠8週で胎児の元気な状態が確認された時には出されます。しかし、子宮出血があったり、胎児の発育が悪かったりした場合は流産の治療を行い、落ち着いた時で、場合によっては9週になったり、10週になってからの届出になるときもあります。 ありよしでは、一人でも元気な赤ちゃんの誕生を願って、子宮出血や胎児発育が悪い場合は、周産期の入院治療を行っています。胎児の元気が確認されてから届出をしています。 今までに何百人の方が助かって、元気な赤ちゃんの誕生を迎えています。 近年妊娠、出産や育児を取り巻く環境の変化に伴い子供の虐待が問題となっています。福岡県では市町村、医療機関、保健福祉環境事務所等の連携のもとに妊娠期からのケア・サポート事業を開始し、不安をかかえているなど支援が必要な方を妊娠初期より把握し、妊娠期からの早期介入を行い、出産を見守り、出産後の育児不安軽減等のための養育支援を行うことにより、乳児虐待予防を図る取り組みをしています。 届出に関して妊婦さんへのアンケートが医療機関でも増えることになります。個人情報で答えにくい所も多々ある事と思われます。情報は漏れる事はありませんので出来るところで協力をお願いする所です。 今、出産一時金は39万円で産科保障金3万円が含まれ42万円がでるようになっています。部屋代や休日深夜分娩等加算料は入っていません。各病院によって異なります。 福岡県の医療機関ではだいたい皆同じです。
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