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ありよしレディースクリニック・・・掲示板

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▼ 山田さんへ   [RES]
  院長   ..2008/10/29(水) 17:47  No.21
 
 
イトラート50は膣カンジダ症での、飲み薬です。なかなか、治りにくい病気です。性器カンジダ症は、酵母様真菌であるカンジダ属によっておこる性器の炎症です。膣炎に外陰炎を合併することが多いため、外陰膣カンジダ症と呼ばれる。非妊婦では約15%、妊婦約30%の膣内カンジダ属の保菌率といわれています。膣や外陰部よりカンジダ属が、顕微鏡検査や簡易培地で検査されます。自覚症状は、外陰部や膣の掻痒感、白色帯下の増量、ときに外陰部の灼熱感、痛み、性交痛、排尿障害が有ります。他覚症状として、外陰部の軽度浮腫、軽度発赤,掻痒によるひっかき傷、膣内に酒粕状,粥状、ヨーグルト状の白色帯下を認める。治療は抗真菌膣錠、膣座薬、抗真菌薬塗布による局所療法、抗真菌経口薬による全身療法があります。局所療法が基本となります。通常は外陰部や膣などの局所にとどまり全身感染に至ることはほとんどありません。自、他覚症状の消失を認めたものを治癒とします。治療にあたり、局所の清潔と安静を保つ、刺激性のつよい石鹸の使用禁止、通気性の良い下着の使用、急性期における性交渉を避けることなどが必要です。外陰部をあまり洗いすぎてもいけません。再発は再感染、腸管内のカンジダが新たに膣に自己感染するもの、性行為により男性から新に感染するものと、ごく少量の残存したカンジダが膣内で再増殖して起こるものがあります。








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