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▼ Re:無痛分娩のリスク
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院長 ..2018/11/30(金) 15:10 No.104 |
| 産婦人科医になり48年になります。48年間は硬膜外の麻酔をしています。大阪のセイバルナバ病院、福岡大学病院の麻酔科では5ヶ月勤務をして、昭和54年開業しました。無痛分娩の事故などが新聞などで報道されています。新聞の記事を切りとつて、看護婦さん、助産婦さん、事務の人などと、検討、反省などしています。リスクは麻酔が効きすぎて妊婦さんの呼吸困難や低血圧になり意識がもうろうとなる事です。重症になると妊婦さんの死亡につながる事です。今までは妊婦さんの陣痛はつらいで入院して頂いていました。無痛分娩予定の人は分娩予定の近くで入院されるので、前もつて麻酔の準備はしていました。入院は急なので夜中の2時ころに、助産婦さんに来てもらい、当直の看護婦さんと3人で手術場で麻酔をしていました。助産師さんが間に合わないときは看護師さんと2人で麻酔をしていました。内子宮口が3センチ開いたところで、麻酔をしていました。胎児陣痛計を付けて1時間おきに内診を分娩までしています。エラスタ針で点滴をとつて経過をみます。痛みが弱いときは点滴の中に分娩誘発剤を入れる場合もあります。胎児や妊婦さんの状態を見ながら酸素の吸引などもします。また会陰せつかいや、吸引分娩をする場Yもあります。麻酔表を使っての分娩で、助産師さんや、看護師さんがつききりです。今までに1例も悪くなつた人はいません。ショツクになつた時の注射や薬、呼吸を助ける喉頭鏡なども用意されています。また緊急で近くの大きい病院や大学病院に救急搬送するばわいもあります。
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▼ Re:無痛分娩のリスク
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院長 ..2018/11/30(金) 15:16 No.105 |
| 現在は前もつて従業員のそろつている時を患者さんと相談して、朝9時ころ入院していただいています。
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