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Re:山と雷鳥展 9 ..鉄人M
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2025/08/09(土) 16:18 No.7434
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昨日(8日)、私の妻が松本Gargasを訪れ、中村さんの出展作品を鑑賞して参りました。
残念ながらご本人にお会いすることは叶いませんでしたが、私が成り代わりまして報告をしたいと思います。
フランスの洞窟から命名されたという店名「Gargas」は、「ガルガ」と呼びます。(仏語なので最後の"s"は発音しません)
明治時代に製糸業の繭蔵として建てられた土蔵は、大変こじんまりとしたスペースながら、1階では店主ご夫妻心尽くしの珈琲やカレーを味わいつつクラフト作品を手に取ることが出来、屋根裏部屋のような2階のギャラリーでは、毎月多彩な企画展が開かれています。
今夏で9回目を迎える「山と雷鳥展」で、中村さんはコロナ禍中の2021年から5年連続で出展を続けていらっしゃいます。 ご本人曰く。 ……昨年までは夏の霧ヶ峰方面におけるスケッチが中心でしたが、今回は信州の山にこだわらず、訪ねてきたばかりの西吾妻連峰の広々とした高層湿原や後立山連峰、またそれよりもっと北の山嶺などの小品を描いています……
ですが、"小品"などとはとんでもありません。 昨年秋に小川村や安曇野山岳美術館に展示された"超弩級"大型作品群に比べると、確かに絵のサイズは小ぶりながらも、一作品一作品、それこそ「山椒は小粒でピリリと辛い」爽快感が感じられます。 (少し例えが良くありませんね…申訳ありません) こじんまりとしたスペースに、まさに合致していると実感しました。
会期はまだまだ、8月末日まで続きます。 山行や観光のついで…などではなく、中村さん作品観覧だけを目的として、みなさま、どうかふるってご来廊ください。
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