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この時季の八子ヶ峰の美しさを知り、また、南側からのルートを知って以来、毎年のように通い続けて10年以上になる。
今年もあの色が観たいものだと立てた計画に参加してくれたのは、いずれも最近知り合った方々ばかりで、そのひとりは初参加だったのだから、風前の灯の木曜山行も、わずかばかり再燃したというべきか。
むろん、この時季の八子ヶ峰を歩くのは初めての方々ばかりで、そしてそんな方々には最良の日になった。展望は広大、新緑は言わずもがな、ズミの花は、木によって盛りだったり、五分咲きだったりで、しかし、この花はつぼみが紅いので、五分咲きがまたきれいだったりする。
頂稜に出たら高原歩きの気分は上々、下界は暑くなるとの予報もここではまるで別世界の出来事で、心地よい涼風をあび、このうえなくのんびりと歩いた。
なにしろ、この色を見よというしかない。レンゲツツジはまだ咲き始めだったが、とてもつぼみが多く思えた。あと1週間くらいが見頃ではないだろうか。
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