ロッジ山旅 掲示板&山行記

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 増富温泉への旧道を探る(樫山三山)    ..山旅     返信
      2025/05/15(木) 17:57  No.7364
 
 
樫山から下ってくる途中にある道標については、3月のこの掲示板で詳しく書いた。要するに、今の道がなかった明治時代、増富温泉の津金楼の創始者、津金胤林(たねしげ)が増富鉱泉と樫山集落へとの分岐に置いたものである。

さて前回、新緑の小森川右岸稜線を歩いた帰りに、その道標あたりを仔細に観察し、なるほど道らしきものがそこから分かれていることに気づいた。となれば、この山域がもっとも美しいこの時季、鉄は熱いうちに打てとばかりに、続けざまに今週はその道を探ることにしたのだった。

実のところ、先週、私は足の調子があまり良くなかったので、今週は、体力的には簡単なところにしたかったという事情があった。ところが、この計画への参加に手を挙げてくれたのが、5月初めにロッジに泊まって信州峠から清里へ歩いた、体力充分のペンタコさんひとりだけ、しかも遠路川崎から日帰りだというのだから、あまり簡単でもお気の毒である。

ペンタコさん、先週の「奇跡的に思えるほど素晴らしい稜線」にぜひ参加したかったのだがかなわず、今週また同じ山域に行くと聞いて、いてもたってもいられず、無理やり休暇をひねり出したのだという。

そんなわけで、当初、くだんの道標から旧道を探しながら日向へと向かうだけのつもりだった計画を見直さなければと、地形図を今一度よく眺めてみた。すると、ほほう、この山域に、頂点を直線でつなげると、きれいな三角形をなす3つのピークがあるではないか。旧道を探しついでに、この3つにも登ってしまおう。むろん私にとっても初めての山々である。これらのピークについては、原全教の本にもまったく記述はない。したがって簡易的に「樫山三山」と名付け、西山、北山、東山と命名した。

これがまた、「奇跡的なくらいすばらしかった」というと、奇跡の大安売りだけれども、本当なのだから仕方がない。当初たどるはずの旧道はやがて沢の高みに消えていき、方針を変えて登ることにはなったが、その後の多くの発見は、またここへ来なければと思わせるに十分だった。

ペンタコさん、お疲れ様でした。


 Re:増富温泉への旧道を探る(樫山三山)    ..山旅    
        2025/05/15(木) 18:04  No.7365
 
 
すばらしい金峰山が眺められる展望地もあった。

 Re:増富温泉への旧道を探る(樫山三山)    ..ペンタコ    
        2025/05/16(金) 08:52  No.7366
 
 
これまた「素晴らしい」の安売りになってしまうかもしれませんが、まさに「素晴らしい」の一言に尽きる一日でした。

昔の人が歩いた古道を探すという興味をそそられるテーマ、新緑豊かな山歩きとのことで参加しました。
地図にはルートがない、バリエーションルートを超えた山歩きに、普段、既存のルート頼みの優等生のような山登りしかしていない自分としては、新鮮な体験となりました
地形図上には記載されていないことを自分の足で歩いて発見するというのは、何とも嬉しいですね。
突然登場したロックガーデン、金峰山や瑞牆山が展望できる場所あり、先日歩いた横尾山まで見ることができました。
あ〜、楽しかった!!!

長沢さん、ありがとうございました。


 Re:増富温泉への旧道を探る(樫山三山)    ..ペンタコ    
        2025/05/16(金) 11:53  No.7367
 
 
突如として現れた岩々、表面はだいぶ苔がついていたのですが、断面は砂岩のような火山岩のような・・・。
「シームレス地質図」なるもので調べてみたところ、北山のある一帯は中生代白亜紀の堆積岩(砂岩)、西山や東山は新生代第四期の火山岩で形成されているようでした。
西山から北山にかけての稜線、ちょうど岩が登場した辺りは、この白亜紀と第四期の地質の境目になっていました。う〜ん、やっぱり砂岩か?それとも火山岩のデイサイトか?
素人なので結論は出ないのですが、多少の誤差はあれど古い地質と新しい地質をまたいで歩いたかと思うと何とも言えないロマンを感じます。


 Re:増富温泉への旧道を探る(樫山三山)    ..山旅    
        2025/05/16(金) 13:24  No.7368
 
 
へえ、地質まで調べてくれたんですね。地形図で文字通り地形はわかりますが、地面の状態は現地に行かねばわかりません。その意味で、新鮮な発見でした。

あのロックガーデンの岩の見た目は、津金山地で見かけるのと似ているように思いました。でも、津金山地の岩場は急斜面にあることが多いんです。昨日の岩場は平坦地にわりと長く続いていたのが面白く感じました。

新旧の地質をまたいで歩いたのが新旧の人間だったのですから、これもまたいとをかしといったところでしょうか。



 FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     返信
      2025/05/05(月) 06:37  No.7352
 
 
今月の放送は、以前この掲示板でお知らせしたとおり、ロッジ山旅ギャラリー出展の画家、北島洋一さんをゲストにお迎えして放送します。

本日5日は、9時と14時の放送です。どうかお楽しみに。


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..鉄人M    
        2025/05/10(土) 20:58  No.7360
 
 
本日(10日・土)、19時〜の放送を拝聴いたしました。

今回は、ゲスト北島さんの語りがバッチリとフューチャーされており、(ご本人が学校の先生だったせいでしょうか…)滑舌の良さと耳に心地良い一言一言の喋りが、群を抜いていた感じがします。

そして、北島さんの、アイリッシュミュージックへの造詣の深さには感じ入りました。
自らリコーダーを演じられるばかりではなく、弦楽器を自作されてしまうこと…などなど。
アイリッシュミュージックについては、山旅さん曰く「典雅なイメージに心洗われる想い」…私も全く同感です。

私がDs.とParc.で参加している素人バンドでも、実はアイリッシュの名曲である「ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)」をレパートリーにしていることもあって、北島さんご選曲の3曲を、"耳をダンボ"にして神妙に聴き入りました。

ちなみに、当掲示板をご覧のみなさま…
今回北島さんが選曲された3曲に加えて、どうか、その「ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)」を是非ともお聴きください。
https://www.youtube.com/watch?v=YBsv3Dbc3EI

本放送では、ホイッスル、ハープ、チェンバロ、そして圧巻のリコーダ―五重奏…
ルネサンスからバロックに至るまで、アイリッシュ"古典音楽"の神髄を心から味わうことが出来ました。

ありがとうございました。


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅    
        2025/05/11(日) 08:15  No.7361
 
 
毎度のご聴取、ありがとうございました。

歯切れのよい声の北島さんがゲストで、こちらのボソボソした語りが一層強調されてしまったように思います。もう、私には語ることが枯渇しているので、番組を北島さんにバトンタッチして、こちらがたまにゲストに呼んでもらうようにしたいものだと思っております。



 世にも美しい新緑の、小森川右岸稜線を歩く    ..山旅     返信
      2025/05/08(木) 17:11  No.7354
 
 
たわらさんと3月に歩いて、あらためてその良さが身に沁みたこの尾根道。これはもっと身に沁みねばなるまいと、そのおそらくもっとも美しいと思われる新緑の季節に再訪することにし、最近では珍しく、あらかじめ計画を決めておいたのだった。

すると、名古屋のNさん、山の絵描きさん、そして、これはおそらくコロナ騒動の前以来となる小淵沢のSさんが名乗りをあげてくれた。

うまい具合に好天が巡ってくれ、塩川をさかのぼる車窓からの緑の色がすでにすばらしい。

そして、肝心の尾根歩きは当然ながらすばらしかった。「ほとんど奇跡のような」と前回表現したのがあながち大げさではないと、参加された方々も感じたことだろうと思う。地面の柔らかさ、樹林の良さ、そして何より圧倒的な静けさ、さらには歴史的価値。登るにつれて緑の色が淡くなっていき、ところどころでその中にヤマツツジの濃い橙が映える。

最後に現れる伐採地での光景は、今だけのご褒美といっていいけれども、それがなくとも何ら不満はない。前回と前々回は省略した栗屋峠の三角点にも登って、今日の最高点での長い昼休みとした。

家に帰って、あらためて地形図を仔細に眺めると、これはどうしてもたどってみなければならない稜線がふたつあった。また行こうかしら。

Nさんたちは下山後はそのまま名古屋や横浜へとお帰りで、地元帰着で済む私は恐縮でした。お疲れ様でした。


 Re:世にも美しい新緑の、小森川右岸稜線を歩く    ..山旅    
        2025/05/08(木) 17:31  No.7355
 
 
十数年前、この山域にせっせと通っていたときに、小森川左岸の高みから写真を撮って、だいたいの山を同定してみた。完璧かどうかはわからないが、ま、おおよそはこのとおりだと思う。

これだけの山地がほとんど無名で手つかずなのは、静かなる山旅派には、実にうれしいことである。


 Re:世にも美しい新緑の、小森川右岸稜線を歩く    ..名古屋のN    
        2025/05/08(木) 20:57  No.7356
 
 
「ほとんど奇跡」にウソはなしの美しい新緑の稜線歩きでした。標高805mの鳥井峠から歩きやすくも変化にも富んだ稜線を歩き、標高1109mの三角点の小ピークに至り、樫山の小集落に下った出色のコース設定。言うことなし。

前泊の「ロッジ山旅」の夕食には、コシアブラの天ぷらや山椒の佃煮が登場して、「新緑」の自然の恵みも味わいました。


 Re:世にも美しい新緑の、小森川右岸稜線を歩く    ..山の絵描き    
        2025/05/09(金) 21:13  No.7357
 
 
最高にいい日に最高にいい所に連れて行ってもらえました。

緑のシャワーの中、ふかふかの絨毯の上を歩くような気分。多少の登りで汗をかかされても、緑を渡る皐月の風がヒンヤリと肌を吹き抜けていく、そんな山歩きでした。

山旅師匠の言う通り、最後の伐採展望地がたとえなくても満足の山歩きで、毎年来てもいいと思うわけです。

名古屋のNさんと味わった前泊の夕食での山菜風味もまた絶品。言う事なしの五月木曜山行でした。


 Re:世にも美しい新緑の、小森川右岸稜線を歩く    ..山旅    
        2025/05/10(土) 08:21  No.7358
 
 
たわらさんと歩いたのが3月27日、それからたったの5週間でこうなってしまうんですから、春から夏への変化は劇的だと思います。

誰が考えたのか、新年度が4月に始まるなんてのは、我が国の自然の理にはかなっていると思いますね。



 8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..山旅     返信
      2025/05/03(土) 09:14  No.7338
 
 
横尾山の稜線を飯盛山まで縦走するというペンタコさんを信州峠に送った帰り道、昨日の豪雨が高い山では雪で、新緑に新雪という光景が見られた。ペンタコさんはもちろん、今日は山歩きをする人にとって最高の気分であろう。

左下の稜線が、3月に歩いた小森川右岸稜線で、新緑に覆われた今、また出かけたくなった。来週8日の木曜山行は、この稜線を歩きます。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..名古屋のN    
        2025/05/03(土) 14:51  No.7341
 
 
今、決めました。名古屋から前日ロッジ泊で、来週の新緑の小森川右岸稜線歩き、行きます。この掲示板に師匠の書いた「ほとんど奇跡かと思える美しい尾根道」歩きに行きます。

リタイア後は、ゴールデンウィークは地元に沈没と決めてます。ゴールデンウィーク明けの静かな平日の山歩き、楽しみです。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..山旅    
        2025/05/03(土) 16:19  No.7342
 
 
まったく、世間に合わせずに休めるのがリタイア後の最大の恩恵でありましょう。

毎度、遠路はるばるありがとうございます。この稜線、おそらく新緑の盛りでしょうから、それだけの甲斐はあると思いますよ。

前泊だと打ち上げができませんね、前夜祭としましょうや。道中お気をつけてお越しください。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..山の絵描き    
        2025/05/03(土) 17:46  No.7343
 
 
ということであれば、私も前泊で〜!

 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..山旅    
        2025/05/03(土) 18:57  No.7344
 
 
了解しました。やっぱ、ちゃんと計画を立てなければアカンですね。少々反省しておるところです。



 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..名古屋のN    
        2025/05/04(日) 10:38  No.7345
 
 
ゴールデンウィークに限らず、お盆の時期、年末年始、春節の時期など‥混み合う時期は遠出は避けて、地元のミニシアターなど地元で楽しみます。「避衆山行」の山旅師匠の流儀に共感します。

前泊も「山の絵描き」さんもいて楽しみです。木曜山行の継続のためにも、事前発表があった方が良いです。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..ペンタコ    
        2025/05/04(日) 12:43  No.7346
 
 
前日の雨には泣かされましたが、お陰で素晴らしい景色を眺めながらの縦走ができました。久々に大満足の山行となりました。
送っていただいてありがとうございました!
横尾山以降は人がおらず、連休真っただ中とは思えない静かな穴場のコースでした。

8日の木曜山行、羨ましい。あいにく出張があって参加できないのが残念です。
頃合いを見計らってズル休みをして参加しようと企てております。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..山旅    
        2025/05/04(日) 16:21  No.7347
 
 
このたびもご宿泊ありがとうございました。

せっかく泊まってまで山に行こうっていうんですから、こうでなくっちゃいけませんよね。送っていただいた、槍のピークからだという画像を添付させてもらいます。

同行者はペンギンとタコ、つまりはペンタコさんというハンドルネームだということです。掲示板に出したりして、彼らの肖像権は大丈夫かしら。

現役世代は週末以外に休むのは難しいかもしれませんが、うまい機会があればいいですね。しかし、我々のは、ごく軽い山歩きですよ。ご了承ください。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..鉄人M    
        2025/05/04(日) 18:09  No.7348
 
 
槍のピーク上から発信された「ペンタコ」さんの画像、最高に素晴らしい👏👏!!

故あってGW中も8日(木)も山に出かけられない私は、垂涎の思いで拝見しました。

残雪(というより新雪か…)と新緑が入り混じる美しいこの時季に、快晴のもと、横尾山から飯盛山まで大展望を楽しみながらの縦走…
本当に良かったですね。
誠にご同慶の至りです。

そこで、"金峰大好き人間"からは、同時季の同山中で、八ッとは真逆の方向を眺めた拙作カットをお送りしてみました。
ご笑覧ください。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..山旅    
        2025/05/04(日) 19:20  No.7349
 
 
鉄人Mさんがおっしゃるとおり、横尾山からの金峰山と瑞牆山の並びもいいですよね。

飯盛山側から横尾山へ縦走すると、最後、例の茅戸の原で金峰瑞牆が西日に照らされて圧巻なんです。とはいえ、この方向に歩く人は、交通の便に工夫がいるので少ないでしょうね。

ま、信州峠から横尾山を往復すると、遅めの時間なら、この光景は見られるんですけどね。

ペンタコさんを信州峠で降ろしたあと、車道沿いの伐採地から逆光の金峰山を撮りました。ちょうど新雪をかぶったこともあって、これもなかなか得難い風景でありました。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..鉄人M    
        2025/05/04(日) 19:45  No.7350
 
 
「小森川右岸稜線」からは離れた話題をまたまた蒸し返してしまい、本当に申訳ありません。

今回、山旅さんが撮影された"逆光の金峰山"と、たぶん同じ場所から撮影した拙作を添えます。

そう…
一日の時は経過し、西日に照らされて圧巻の瑞牆・金峰、両雄の並びです。


 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..山旅    
        2025/05/04(日) 20:28  No.7351
 
 
ほんと、まったく同じ場所だ。山好きなら誰しも車をとめて写真を撮りたくなる場所というわけですね。

 Re:8日の木曜山行は小森川右岸稜線へ    ..ペンタコ    
        2025/05/05(月) 07:17  No.7353
 
 
おお、まさかのペンタコ写真!
同行者のペンギンとタコ、この掲示板に登場できて喜んでいることでしょう。

鉄人Мさま、
素敵な写真をありがとうございます。
カヤト越しの金峰山を見て、先日の山行の余韻に浸っております。
行ってきたばかりですが、またあそこを歩きたくなっています。

こんな素晴らしい縦走路に人が少ないのはもったいないですが、知る人ぞ知るという位の方が静かな山歩きが楽しめて、かえって良いのかなと思いました。



 新雪と新緑の八ヶ岳    ..ぴんぼけや     返信
      2025/05/03(土) 09:18  No.7339
 
 
八ヶ岳南麓のゴ−ルデンウイ−クは多くの観光客の皆さんで活気にあふれています。
ありがたいことですが、道路も、店もひとであふれ、出かけることもままならず、
あと四日間の辛抱と引きこもっています。昨日は雨、山は雪だったようで、今朝の八ヶ岳連峰は新雪と新緑に輝いていました。


 Re:新雪と新緑の八ヶ岳    ..山旅    
        2025/05/03(土) 11:08  No.7340
 
 
まったく、この週間は引きこもっているに限ります。まあでも、この光景なら、渋滞の中を出かけてきた人たちも、その甲斐があったというべきでしょう。









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