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       へたうま工房の詩

片寄りをもって 人は生きる  そのわずかな違いが時に個性と呼ばれる  
すぐに答を求めてはいけない 
待つこと・・・人生に結果があるとしても 別解というものがこの世にはあるのだ 
自分を見つめる力 中腰で 耐える力 待つ力 ステレオタイプなヒーローに目を眩まさなたりしなければ 
思いもしなかったような誰かに いつか出会うことができる

幻想を抱いて人は生きる その小さな重なりが時に恋と呼ばれる   
すぐに答えを求めてはいけない 
待つこと・・・人生に別れがあるとしても新たな出会いがこの世にはあるのだ 
自分を 見つめる力 中腰で 耐える力 待つ力 ステレオタイプな愛に 目を眩まされたりしなければ 
想像もしなかったような幸せに きっといつか 出会うことができる

狂気をもって 人は生きる そのわずかなずれが 時に 志と呼ばれる 
 すぐに答えを求めてはいけない 
待つこと・・・人生に誤解があるとしても沈黙という手がこの世にはあるのだ 
自分を見つめる力 中腰で耐える力 待つ力 ステレオタイプな知性に目を眩まされたりしなければ
 予想もしなかったような和解にいつか出会うことができる


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 陶芸は土が炎の洗礼を受けて生まれ変わる転生芸術である。
それはあたかも1つの宇宙が超新星となり、その構成物質が焼き尽くされ
新たな宇宙となる輪廻のごとき因果律に似ている。
老いも若きも陶芸に魅せられるのは、その因果律を
タナゴコロのうちに感じるからである。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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 ◆ 技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使いOZ     [返信] [引用]

 

内容が技術士試験なので、新たな板を立ち上げます。ご容赦ください。
コピペ
Re:ハヤブサネット読書会=酔筆家 ++ 愚鈍 [引用]
> 私なんんか大酒呑んでアップすることもありますし、酒飲んで一寝入り後アップするのは日課です嗤。かえって本音を素直に書けます。
 小生の「16161」の文章、何か言葉遣いが変ですよね。
 文章の趣旨は変わりませんから書き直すつもりはありませんが、
技術士さん達の掲示板に掲載するには相応しくない言葉遣いかと思います。
 受験生諸氏は、答案を書く際にはくれぐれも注意力散漫にならないようにしてください。注意力が不足すると小生のような文章になってしまいます。


..2020/06/30(火) 05:17 No.16171
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=旧杜ハヤ首謀者     [引用]

 

私は少しもおかしいとは思いません。考え方が素直に伝わってきますお見事!。
むしろ技術士受験講座での都市伝説こそ技術屋としての実人生に悪影響を与えると思います。
 最悪なのは論文の最後に「以上」と書くことです嗤。
 SUKIYAKI塾とがちんこ学園ではこれが徹底されています。その理由は「以上」と書くことで論文がまとまるというのです。
 しかし、ちょっと考えればすぐわかることですが、A評価論文もC評価のそれもおしなべて「以上」と書くでしょう。
でも読む立場、つまり採点者から見るとA論文が「以上」はまだしも、C論文まで「以上」はチャンチャラおかしいのです。
 最近の技術士試験は異常な受験産業ブームで、ほとんどの受験生が有料の受験産業教室で添削を受けています。その最たる悪添削の一つが「以上」で、纏めるという都市伝説です。
 もう一つ例を挙げるとこの2つの受験講座は「思われるではなく考えられる」と書けと指導しますが、これも都市伝説にすぎません。理由は考えられると書いたほうが自分の意見になるのだそうです嗤。
しかし、論文がほとんど国土交通白書の引き写しなのに、さも自分で考えたように「考えられる」と書きなさいと指導します。
 
 もし私が試験官でボーダーライン上にある論文で55点程度の論文なら「以上」と記述している論文は筆記合格から除外しますね。理由は簡単で都市伝説を盲目的に信じている人は自分の頭で考える能力に乏しいと思うからです。
 私もかつて受験産業の手先だったという苦い反省が今はあります。であればこそ、私はこの掲示板で何より感性を磨いてほしいのです。
「直感は過たない。誤るのは判断である」という名言があります。今技術士試験を受験講座でクリアしようとしている人はこの直観力が鈍っている人が多いのです。
 国土交通省の施策は所詮役人が考えた国土の在り方です。時代をまたぐような考えではありません。しかし、国土を作るということは百年どころか数百年をもまたぐ国土建設なのですね。信玄堤≒霞堤が良い例です。


..2020/06/30(火) 05:21 No.16172
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

もうこの掲示板は技術士養成講座ではなくなったと考えています。というか、国土交通省も自分たちの施策のお先棒を担いでくれる人材だけを今の技術士制度に求めているはそこに書かれていることは1つの例であって「金科玉条」ではなく「地域や現場の実情に合わせて応用して設計建設してね」といっています。ということは白書に掲示してある全国事例を引き写すだけでが不合格になります。
つまり妾は時には旦那に意見するけれど太鼓持ちはよいしょするだけだと愚鈍さんがご指摘になった通りです。せめて男妾にならないと技術士になった意味がありません。


..2020/06/30(火) 05:43 No.16173
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

ですから技術士試験に合格すだけが目的の人はこの板は逆に害毒になる可能性が大なのです。
 例えば」「国土崩壊」という北村精男さんの本を読んでみると河川構造令の誤りを痛烈に批判してありますが、的を得ています。「堤防は土構造を基本とする」と河川構造令は記述していますが、それは鉄とコンクリートがない時代の考えなのだと北村さんは著書の中で主張しています。この人はインプラント工法のパイオニアですがサイレントパイラーの開発者でもあります。
堤防基礎は矢板を使えばいいし、堤防天端はコンクリートにすればいいのでまあ、100%というか鵜呑みにしてはいけませんが学ぶべきは批判精神なのです。


..2020/06/30(火) 05:58 No.16174
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

あまり気は進みませんが昨年がちんこ学園で不採用になった模範論文例を挙げます。不採用理由をおそらくこれを模範としてはいけないという考えなのだろうと思います。

管理者:害毒になるため模範論文は削除します。アップしたのは愚鈍さんに読んでいただくためだけでした。この論文だけをコピペした人は相当数いました。深く反省していますペコペコ。


..2020/06/30(火) 06:17 No.16175
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

中国韓国敵視政策もお気に召さない可能性があります。
私のアジア基本外交戦略は「中国包囲網」にあります。東南アジア諸国連合+日本で中華人民共産党一党支配戦略から日本を守る「国家の百年戦略」として必要なのです。


..2020/06/30(火) 06:31 No.16177
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

何故朝鮮半島国家を除外するかというと半島国家は隷属する歴史を繰り返してきた国家で、骨の髄まで隷属が染みついており、盟友としての資質に欠けるからです嗤。

..2020/06/30(火) 06:39 No.16178
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

ここ10年ほど金のために添削バイトをしてきた経験を総括すると、添削効果で合格する確率は、予想問題が命中して書くだけだった場合、3年も受ければ可能性は高い。
しかし暗記を全くせずに試験に合格する人は添削なんか受けなくても合格します。
相変わらず技術士試験は暗記力テストにすぎません。国土交通省の施策は覚える意外にないからです。
 今や技術士の試験は民間にあっては社内係長昇進試験であり、役所にあっては天下りの準備資格に堕してしまいました・・・・。
百年の大系を考えることなど爪の垢ほどもないのが実情です。
 


..2020/07/02(木) 00:45 No.16179
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

さて、私が存じ上げているSUKIYAKI塾主催者とがちんこ学園経営者は共に、共通一次試験世代です。四択で生きてきたので、その他にも答えがあることを経験していない世代に属していますので、四択の垢にまみれていると思われます。
この垢は意識してこすり落とさないとますます頑固にこびりつくだけになります。この垢は日経コンストラクションで技術士一直線を連載している5doorsの主催者数人も同じです。この主催者は国土交通白書の分析しかしていません。そんな訓練をしても国家百年の大系ができる能力など育つはずがありません嗤。

国家百年の大系を発想できる人間になるためにはまずは直観力を磨く以外にはないのです。直観力は地球の持っている所謂自然を体いっぱいに浴びなければ絶対に無理です。愚鈍さんやきしめんさんのように山歩き、釣りが好きな人なら釣り、農業が好きなら家庭菜園や三ちゃん農業のお手伝い、林業の下草刈り、夏の昆虫採集、冬のスキーなんでもいいのでできれば通年やり続けることのできる趣味を持つことですね。
年間を通じて仕事と添削と白書にしか触れない人はもう致命的で、せめて子育てに参加するだけでも感性は抜群に回復します!これから受験しようとする読者には必ず子育てをやりなさいと薦めます。第一男女共同参画の意識をもって、つまり受験対策の一環ではなくジェンダーフリー(性差による役割分担からの解放)を実践することです。さもないと、離婚の憂き目にあいますよ!嗤
さて、この掲示板の大きな目的は受験生養成講座ではないのでこれでこの板は終了です。


..2020/07/02(木) 01:11 No.16180
 ◆ Re:技術士試験の都市伝説を議論する    ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

最後に妄想口頭試験
筆記合格後の面接で受験の目的を聞かれたら
受講生「行政(国土交通省)の男妾になるためです」

試験官はジロッと受講生をにらむ。
試験官「どういう意味ですか?」
受講生「男妾は旦那が間違ったことをすればやんわり意見します。しかし、太鼓持ちはいけません。よいしょするるだけだからです」
試験官「なるほど・・。それでは次の質問に移ります」
 


..2020/07/03(金) 01:24 No.16185




 ◆ ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い     [返信] [引用]

 

私=蒸気河岸の先生−作者本人。浦粕町に下宿し、売れない小説を書きながらこの町の住人の生態を観察している。したたかな住民たちと小説家の交流録というスタイルと一人称で語られた小説です。
登場人物がすごくたくさんいますが、


芳爺さん−−−「大蝶」の倉庫番。私に「青べか」を売りつける。
和助−−−−−釣舟宿「千本」の主。
鉄なあこ−−−和助の長男。
おかず−−−−和助の長女。
おすみ−−−−和助の二女。
久−−−−−−和助の二男。
長太郎−−−−釣舟宿「千本」の三男。小学三年生。長≠ニ呼ばれ私の数少ない理解者。
おしづ−−−−和助の三女。
倉なあこ−−−船宿「千本」の船頭。気のやさしいおとなしい男。
おきぬ−−−−「千本」の女中。
高品さん(柾三)−浦粕の名家の長男。中・商紙に勤務。私の良き理解者。
きん夫人−−−高品さんの妻。
おりき−−−−高品家の女中。
とみちゃん−−高品家の女中。銀ちゃんと関係を持つ。
助なあこ−−−大蝶丸の水夫。純情な男でお兼に惚れる。
お兼−−−−−「大蝶」の持つ缶詰工場の雇い女。浮気性の女。
しっつあん−−−お兼の夫。怠け者。お兼の浮気相手に酒をせびる。
水汲みばか−−魚屋「魚辰」の主人。一日中水を汲んでそれを使うことに時を使っている。
若い女−−−−水汲みばかの妻。主人にかわり店を背負っている。
五郎−−−−−洋品雑貨店「みその」の息子。嫁に逃げられる。
ゆい子−−−−五郎の最初の嫁。砂のバリケードを作る。
安なあこ−−−五郎の友人。
わに久−−−−消防組長。
ささやん−−−あだなが兵曹長。妻と四人の子を一度に失う。
繁あね−−−−両親に捨てられ妹とホームレスのような生活をしている。
源太−−−−−繁あねの父。鱸(すずき)釣りの名人。釣船を失い自暴自棄になる。
扶原支配人−−「大蝶」の支配人。
助二郎−−−−漁船の持ち主。源太を雇う。
おたつ−−−−「若松」という小料理屋の女。
柏権十郎−−−芝居の親方。
森さん−−−−浦粕座の小屋主。
赤痣の男−−−石灰工場で働く新参の雇い人。
おせい−−−−ごったくやと呼ばれる小料理屋「澄川」の娘。「かも」の客をてだまにとる。
おかっちゃん−−芸妓。「かも」の客にたかる。
女主人−−−−おせいの母親。「澄川」の女主人。
かもの客−−−金をちらつかせて女を口説こうとする。
富なあこ−−−砂について哲学的に語る。
元井エンジ−−葛西汽船の七号船の水夫。あだなはもくしょう=Bおさいとの仲を噂される。
おさい−−−−雑貨と洋食屋兼業の「臼田屋」の二女。
はるみ−−−−おさいの娘。
ふじ−−−−−もくしょうの女とおさいに誤解される。
勘六−−−−−五色揚げの店「朝日屋」の亭主。博打好きで妻のあさ子と夫婦喧嘩が絶えない。
あさ子−−−−勘六の妻。博打好きで「朝日屋」を一人で差配している。
杉さん−−−−理髪の渡り職人。あさ子と関係を持つ。
若い巡査−−−「朝日屋」の営業のことであさ子に言いくるめられる。
看視人−−−−貝を盗む人を看視している。
末吉エンジ−−夫婦で倹約生活をし、吝嗇と噂されている。
吉さん−−−−漁師。
幸山船長−−−東湾汽船の船長。四十余年船長として働く。雑貨屋の娘お秋に恋する。
お秋−−−−−「大叶屋」の娘。幸山船長の心の恋人。
波木井船長−−東湾汽船の三十六号船の船長。あだなはブル船長=B
若者−−−−−浦粕の宗五郎になるとアジ演説をする。
秋葉エンジ−−浦粕の宗五郎に感動する。
源さん−−−−漁師。
野口エンジ−−三十二号船の機関士。
銀ちゃん(公)−−三十二号船の見習い水夫。美少年で女にもてる。
お吉−−−−−?
おつゆ−−−−安田屋の女
私服警官−−−博打を取り締まるが銀公にけがをさせてしまう。
おはま−−−−寄席の「根戸川亭」の女。
おすず−−−−船宿「野口」の娘。魅力的だが、****の噂だった。
おつゆ−−−−綿屋の娘。
平井エンジ−−二十三号船の機関士。
増さん−−−−漁業組合の雑役。あだなは「家鴨」。若い時は乱暴者だったが、今は妻のきみのを大切にしている。
きみの−−−−増さんの妻。足が不自由。
お花−−−−−てんぷら屋「天鉄」の娘。
平二郎−−−−年老いた漁師。
栄子−−−−−小料理屋「喜世川」の女中。岸がんと心中事件を起こす。
岸がん−−−−売薬「峰岸屋なにがし」の外交員。栄子と心中する。
杉田春−−−−東浦バス会社の会計主任。
留さん−−−−渡船三十六号船の水夫。金が溜まると悪い女にいれあげる気の良い男。
お秀さん−−−留さんの女。性悪で留さんをさんざん利用する。
仁公−−−−−三十二号船の水夫。
平助−−−−−二十九号船の水夫。
荒木さん−−−大蝶丸の船長。
正山さん−−−大蝶丸のエンジナー(機関士)。
増山さん−−−町役場職員。
房なあこ−−−?
秋屋エンジナー−機関士。
大伍船長−−−船長。
おたま−−−−籠屋の娘。小学三年生で長≠ニ同級生。
かんぷり−−−長≠フ同級生。
井内蝶二−−−少女雑誌の編集長。
山本酒落斎−−私の恩人。
彦山光三−−−私の知人。
彦山夫人−−−彦山光三の妻。
秋山青磁−−−小西六社員。
森谷文吉−−−?
宮田新八郎−−アサヒグラフ編集。
木村ふみ子−−作者の原稿整理係り。


..2020/06/24(水) 01:14 No.16143
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

読書会なので文庫本を拾い読みしながら進めたいと思います。
私も手元に文庫本がないので明日買ってきて再読してから読書会を始めたいと思います。


..2020/06/24(水) 01:18 No.16144
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

まずはこの物語は山本周五郎のデビュー作で半自伝的物語です。舞台は浦安、今の千葉県にある小さな港町です。山本周五郎はここで、青べか物語を執筆したのです。ですから、ほとんどの登場人物は実名に近いだろうし、ましてやあだ名はすべて本物だったと思われます。地元の人たちは小説なんか読まないし小説家という職業すら軽蔑の対象でしかないのです。

..2020/06/25(木) 09:37 No.16148
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

小説を書くために会社を辞めるなんて、狂気の沙汰というのが地元民の総意です。長太郎−−−−釣舟宿「千本」の三男。小学三年生。長≠ニ呼ばれ私の数少ない理解者。なのです。
−作者本人とストリックランド かたや小説こなた絵と目指すことは別ですが、生き方がそっくりですね。しかしこの当時はこれしか選択肢がなかったのですが、現代は違います。芥川賞受賞の売れっ子作家も漫才師をやめていません、
 今や時代は契約社員時代に突入しているので9時〜17時勤務も可能です。17時からは小説家として入れる売れないに関係なく小説を書くことができます。藤沢周平はプロの小説家になってからはサラリーマンのように9時〜17時を仕事の時間に充てていました


..2020/07/02(木) 01:53 No.16181
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

さて、今日こそ青べか物語を買ってきて再読します。

..2020/07/02(木) 01:59 No.16182




 ◆ ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い     [返信] [引用]

 

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私は読書が好きです。特に文学は好きですが系統立てて読むということはできません。大学も1年行ったきりで授業料未納で退学になった程度ですので、専門知識もありません。
 最近白内障が出てきたこともあり、本が読み辛くなってきましたので、手術をそろそろ考えるといいかもしれません。なにせ本を読むのが好きですので、白内障を何とかする必要があります。
 それはさておき、ハヤブサネット読書会ですが、対象は土木の専門書でもなければ国土交通白書でもなく『文学』です。土木の本しか読んでないという人のことはバカの壁的に言うと「専門バカ」です。例えばどのような社会的事象や事件も全部技術士の試験問題に読み替えてしまうという人たちは典型的な専門バカ病です。

 そんな毒舌はさておき、対象は文学ですが文庫本で手に入れるものを対象にします。古典はこちらに素養がないので基本的に省きます。ジャンルは問いません。世界文学又は日本文学で日本でいえば明治以降としようと思います。それでは始まり始まり!


..2020/06/20(土) 06:56 No.16131
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

月と六ペンスはサマセットモームという20世紀のアメリカ文学を代表する作家がゴーギャンをモデルにした小説で、人間の絆と共にモームの代表作です。

..2020/06/20(土) 07:15 No.16132
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

あらすじはウィキペディアから拾います。

➀ 作家である私は、ストリックランド夫人のパーティーに招かれたことからチャールズ・ストリックランドと知り合う。ストリックランドはイギリスの証券会社で働いていたが、ある日突然家族を残して消えてしまう。私は夫人に頼まれ、ストリックランドがいるというパリへ向う。私がストリックランドのもとへ向かうと、駆け落ちしたといわれていた女性の姿はなく、一人で貧しい生活を送っていた。話を聞くと絵を描くために生活を捨てたという。私は彼を批判するが、彼はそれをものともしない。夫人は私からそのことを聞くと悲しんだが、やがてタイピストの仕事を始めて自立していった。

A それから5年後、私はパリで暮らしていた。以前にローマで知り合った三流画家のダーク・ストルーヴのもとを訪れ、彼がストリックランドの才能に惚れ込んでいることを知る。ストルーヴに連れられストリックランドと再会するが、彼は相変らず貧しい暮らしをしていた。それから私は何度かストリックランドと会ったが、その後絶縁状態になっていた。クリスマスを前にしたある日、ストルーヴとともにストリックランドのアトリエを訪れると、彼は重病を患っていた。ストルーヴが彼を自分の家に引き取ろうとすると、妻のブランチは強く反対した。夫に説得されてストリックランドの看病をするうちにブランチは彼に好意を寄せるようになり、ついには夫を棄ててストリックランドに付き添うが、愛情を受け入れてもらえなかったために服毒自殺してしまう。妻の死を知ったストルーヴは、ストリックランドへの敬意を失うことなく、故郷のオランダへと帰って行った。私はストリックランドに会って彼を再び批判した。その後私が彼と再会することはなかった。


B我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
ストリックランドの死後、私は別の用事でタヒチを訪れていた。そこで彼と一緒に仕事をしていたというニコルズ船長に出会い、彼が船乗りの仕事をしていた時のことを聞く。貿易商のコーエンはストリックランドを自分の農場で働かせていたことを話す。宿屋のティアレは彼にアタという妻を斡旋したことを話した。彼の家に泊まったことのあるブリュノ船長は、ストリックランドの家の様子を話した。医師のクートラはストリックランドがハンセン病に感染した晩年のことを語り、彼の遺作は遺言によって燃やされたとしている。私はクートラ医師の所有するストリックランドの果物絵を見て恐ろしさを感じていた。

C ロンドンに帰った私は彼がどのような生涯を過ごしたのかを伝えようとストリックランド夫人に再会する。タヒチでのストリックランドのことを話し終えた私の頭には、彼がアタとの間に儲けた息子が、大海原で船を操っている姿が浮かんでいた。


..2020/06/20(土) 07:27 No.16133
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

私がこの小説と最初に出会ったのは高校三年生の教科書の中でした。
その時どの部分が抜粋されていたかはわかりませんが、Aのストルーブの奥さんのところだけでないことは確かです。高校生に読ませるにはいかにもどぎつい。おそらくBの部分だったと思われます。

 何せ「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」ですからね。あの当時土木科の生徒だったのに文学かぶれし始めていたので、芸術至上主義的に「ああゴーギャンは素晴らしい」とでも思ったかもしれません。

もしその時「月と六ペンス」を全編通読していたら、おそらく全く異なった感想を抱いたに違いないと思います。何せ命の恩人ともいうべき友人の奥さんが誘ったとはいえ寝取ってしまうのですから何ともすさまじい話です。


..2020/06/21(日) 05:09 No.16134
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

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おそらくこの絵を見てモームはAのストルーブの女房とのドラマを思いついたと思います。

..2020/06/21(日) 05:17 No.16135
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

この絵に関してはこんな評価がなされています。
『ゴーギャンの最初期の作品。裸婦が縫い物をする場面だが、腹がたるみ尻には肉がついている。絵画のオーソドックスな女神像や理想の女性像とはあまりにもかけ離れたモデルを描き、現実的でありのままを表現している。作家ユイスマンスは以下のような批評を述べている。
「ここに描かれる人物は現代の娘、それも出品用にポーズをしていない娘である。淫らでもなければ気取ってもいない。ただ裁縫に没頭している姿なのだ。しかも娘の肌は一点の染みも無いような滑らかな肌でもなく薔薇色に輝くわけでもない。腹は垂れ、深い皺がよる真実の姿だ。石膏像の模写で学んだ手法でアカデミックにモデルを描く画家に嫌悪感を覚える私にとって、この画家を喝采できることは真に幸いである」


..2020/06/21(日) 05:19 No.16136
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

ノンフィクションとしてのゴーギャンは
C 1848年6月7日、パリにて生を亨ける。二月革命による混乱の最中だった。父クロヴィスはリベラル系のジャーナリストだったが、ポールが1歳になる前に急死。新政府による弾圧を恐れ、また、新天地における新聞発行を決意し、家族とともに南米ペルーのリマに移住していた。その後、ゴーギャンと母アリーヌは帰仏。1865年、17歳になると、航海士として、商船で2年間、フランス海軍で3年間の計5年間、世界の海を巡った。この時期に、彼は普仏戦争に参加し、また、母アリーヌが亡くなった。その後、パリの株式取引所の株式仲買人となり、1873年11月、デンマーク人家庭教師のメット・ガットと結婚、5人の子供にも恵まれた。1880年になると、庭とアトリエのある郊外の大きな家に転居する。庭は子供たちのため、アトリエはゴーギャンの趣味の絵を描くためだった。

D 1874年にカミーユ・ピサロと出会い、彼を通じて印象派の画家たちとの交流が始まる。印象派展には1879年から参加し、その後、同展には常に出品し続けた。1881年、ピサロやセザンヌと共に制作を行う。その翌々年、株式相場の大暴落に不安を覚え、画業への専念を決意。
E 1886年にはエドガー・ドガと知り合い、また、ブルターニュ地方のポン=タヴェンを拠点として制作を開始。エミール・ベルナールやシャルル=ラヴァルらと出会い、ポン=タヴェン派が生まれる。その特徴的な様式はクロワソニズムと呼ばれる。1888年には南仏アルルにおいてゴッホと共同生活を試みるが、双方の個性が強烈であったが故に衝突が絶えず、ゴッホの≪耳切り事件≫により共同生活が破綻する。翌年、パリ万国博覧会で象徴主義展を開催。また、この頃に、ルドン、モンフレー、マラルメらの象徴主義の画家たちとも交流する。

F 1891年4月、フランス領の熱帯地タヒチに移住。西洋文明に希望を見いだせなくなったためだったが、彼の地では貧困や病気に悩まされ、翌々年に帰仏。しかし、パリにも居場所はなく、1895年にタヒチを再訪。彼の地においては、貧困・病苦に悩まされながら精力的な制作活動を行うが、妻との文通の途絶や娘アリーヌの死により絶望感に囚われ、遺書的な大作『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』を仕上げる。後、自殺を試みるも失敗。地域の政治論争に関わりながら、1903年に死去。


..2020/06/21(日) 05:32 No.16137
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

モームが描いたストリックランドは「詩と真実」でいう所の詩に該当すると、モームは確信している。真実はC〜Fです。
                         明日に続く


..2020/06/21(日) 05:40 No.16138
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 愚鈍     [引用]

 

 なるほど、文学とは人間を知るための芸術なのですね。
 小生はそのような動機で読書したことは一度もありません。
 私が本を読むのは、生きる勇気を貰うためだけのような気がします。そのせいか、司馬遼太郎、藤沢周平などの時代小説ばかりを読んできました。
 作中の武家の凛とした生き方に愚かな自分を重ねて困難を乗り越える力とさせてもらっていました。
 そのせいか、この歳になっても人間的な深みなど、どこを探しても私には無いようです。我ながら呆れてしまいます。


..2020/06/23(火) 08:39 No.16139
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

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今、手元に月と六ペンスの文庫本がないので、ページ数を後で書き込みますが、タヒチ移住後のストリックランドが死んだあと語り手である小説家が現地の人達からストリックランドのタヒチでの生活と最後の大作(≒我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか)をタヒチの山奥で仕上げた後、ハンセン氏病で死ぬことが語られています。

この部分が最も感動的なシーンですが、作者モームの言いたいことはこのシーンではなく、その後の最後の1ページに込められています。ストリックランドとタヒチの少女との間に生まれた青年が屈託なくスクーナー(帆船)の上で現地のダンスを踊り狂っているシーンですが、その前のシーンで作者の知り合いの将来を嘱望されていた天才的な医者が、フランスの職場を何の惜しげもなく捨て、アフリカの小さな港町が自分の住むべき場所であるという啓示を受けたその地で、地位も名誉もなく、ごく平凡だけれもこの世に生まれてきた甲斐のある人生を過ごしているという報告を受けるというシ−ンが挿入されています。
「人は天啓ともいうべき直感が働く事があるというのです。その啓示に従って生きることこそ充実した意味ある人生であり、地位や名誉などごみのようなものなんだよ」というのが、作者の伝えたいことだったのですね。


..2020/06/24(水) 00:03 No.16140
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

私は作家として比較すると、司馬遼太郎より山本周五郎のほうが好きです。、例えば「虚空遍歴」なんかはまさに「月と六ペンス」ですね。
 藤沢周平は山本周五郎を尊敬していて彼の書いた小説は私も大好きです。藤沢周平は司馬遼太郎と違い歴史上の有名人物はほとんど取り上げませんでしたね。例えば宮本武蔵を取り上げているけれど、だまし討ち専門の卑怯な男の代表として描いていますね。
しかし、織田信長もだまし討ちなんかはしょっちゅうで、戦国とはそういう時代だったのですが、江戸に入ってそれは卑怯だという儒教に基づく政策が行われたですね。赤穂浪士だって吉良上野をだまし討ちにしたということです。嗤
 孫氏の兵法なんてだまし討ちの連続でしょう。それ自体は悪でもなんでもありません。食うか食われるか、騙されたら騙される奴がばかなので戦国とはそういう時代でしょう。だから、信長は戦国時代に腐るほどいた下克上の一人だっただけですね。それがたまたま運にも恵まれながら天下布武を成し遂げた。
でも信長の最終目標はチンギスハーンを理想として、世界征服を目指していたと思います。信長は木下藤吉郎と明智光秀には話していた。
でも藤吉郎は単なる太鼓持ちなのでお世辞ばかり言う。しかし、光秀こそ信長の世界征服の補佐役だと妄信していたと思います。
面白い逸話があって本能寺の変の折、なんと襲撃してきたのは「信忠か」といったそうです。まさか光秀とは思ってもいなかったのですね。だから「是非に及ばず」なのですね。言ってみれば青天の霹靂でしょう。
 話が脱線しました。「月と六ペンス」の読書会もそろそろ終了ですので、次は山本周五郎の「青べか物語」を取り上げたいと思います。

そうそう「HNきしめんさん」も確か山本周五郎や藤沢周平を尊敬していました。


..2020/06/24(水) 00:24 No.16141
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

追伸:小説は芸術ではなく読物だと思います。芸術はもともとアートを翻訳した造語で絵画・彫刻・音楽・バレエetcをひっくるめて芸術と訳したと思います。
一方、西洋人は仏像を彫刻だと思っています。もともと日本には芸術なるものは存在していません。
日本画ではなく、錦絵・襖絵・掛け軸とか、オペラではなくて平家琵琶です。それを芸術なんぞというから日本の近現代は狂ってしまったと思います。戯曲では無く歌舞伎ですし、西洋人はあれもアートだという目で見ています。
日本人が、キリスト教のゼウス≒創造主を、大日如来と思って信仰したのと同じです。この辺りは遠藤周作の「沈黙」を読むとよくわかります。


..2020/06/24(水) 00:49 No.16142
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 愚鈍     [引用]

 

 愚鈍な小生が芸術について語るのは相応しくありませんが、かのホワイトヘットは「芸術は人類がその生存のストレスに対して示した精神病理的な反応であると言ってみることができる、・・・芸術は、それがいわばひらめきの中で事物の本質についての内密な絶対的心理を啓示するときに、人間経験において治癒的な機能を持つ」と言っている。
 このことは、死刑囚たちに最も際立った形で例証されるようである。ある死刑囚は言う。
 「俳句に興味を持ってから、その日その日が短すぎて仕方がない。身も心もぞくぞく嬉しく晴れ晴れしい心境を十分に味あわせて頂きつつ、ひとしお修養させていただいている」
 私にとって芸術とは、生きる力を与えてくれる全てのものである。ある時は歌謡曲であるし、ある時は絵画、ある時は和歌でもあります。
 生きる力を与えてくれるももの・・・・それが芸術かなと思います。


..2020/06/27(土) 10:55 No.16149
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=ピカソは精神を病んでいた    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

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ホワイトヘット「芸術は人類がその生存のストレスに対して示した精神病理的な反応であると言ってみることができる、・・・芸術は、それがいわばひらめきの中で事物の本質についての内密な絶対的心理を啓示するときに、人間経験において治癒的な機能を持つ」と言っている]

へえ!核心をついています。20世紀の西洋美術はまさに「芸術は人類がその生存のストレスに対して示した精神病理的な反応である」という負の部分だけを追求したのです。
その代表がピカソです。写真を見てお分かりいただけると思いますが、精神を病んでいる人の絵です。



..2020/06/28(日) 02:40 No.16151
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

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ゲルニカは健全です。おそらくピカソは「スペイン市民戦争に介入したナチスドイツやイタリア軍が、スペイン・バスク地方にある村ゲルニカの無差別爆撃した出来事」でどこか心が壊れてしまったのだと思います。

..2020/06/28(日) 02:55 No.16152
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=ピカソは精神を病んでいた    ++ 風の魔法使い=ピカソは心を病んでいた     [引用]

 

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しかしこの部分拡大図からわかるように、この部分が彼の精神を破壊していったと思います。その原因はナチスドイツによる無差別殺戮です。
 ピカソは終生このトラウマから立ち直れなかった。この辺りを小林秀雄は直感的に悟っていました。「ピカソは無明だ」と言い切っています。
ピカソに対して日本人の心の根っこにある文化はプレ縄文なので、一部の跳ねっかえり美術評論家やピカソの真似絵描きを除けば健全なものだと思います。


..2020/06/28(日) 02:57 No.16153
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=ピカソは心を病んでいた    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

ウィキペディア「ピカソは仕事をしているとき以外は、一人でいることができなかった。パリ時代初期には、モンマルトルの洗濯船やモンパルナスに住む芸術家の仲間、ギヨーム・アポリネール、ガートルード・スタイン、アンドレ・ブルトンらと頻繁に会っていた。」
その原因は「19歳のとき、親友のカサヘマスが自殺したことに大きなショックを受け[10]、鬱屈した心象を、無機顔料のプロシア青を基調に使い、盲人、娼婦、乞食など社会の底辺に生きる人々を題材にした作品群を描いた。現在「青の時代」という言葉は、孤独で不安な青春時代を表す一般名詞のようになっている。」
とウィキペディアで解説されています。そのとおりだと思います。


..2020/06/28(日) 03:21 No.16154
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

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これに比べればまだゴーギャンは健全ですね。タヒチにいってヨーロッパ病から完全に開放されています。

..2020/06/28(日) 03:39 No.16155
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

ゴーギャンは精神を病んではいません。19世紀のヨーロッパは少なくとも精神病の時代でなかったです。

..2020/06/28(日) 03:45 No.16156
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=ピカソは精神を病んでいた    ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

ピカソは女性に救いを求めたけれど根本のところを直せなかったので
何度も離婚と結婚を繰り返しています。


..2020/06/28(日) 03:48 No.16157
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=ホワイトヘッド    ++ 風の魔法使い=ヘボ絵描き     [引用]

 

ホワイトヘッドってどんな人なのですか?「芸術は、それがいわばひらめきの中で事物の本質についての内密な絶対的心理を啓示するときに、人間経験において治癒的な機能を持つ」
こんな西洋人もいるのですね・・・。


..2020/06/28(日) 03:52 No.16158
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=ホワイトヘッド    ++ 愚鈍     [引用]

 

> ホワイトヘッドってどんな人なのですか?

 小生はそれほど博学でもなく、読書家でもありませんので彼の著作を直接読んだことはありません。
 彼の言葉は、神谷美恵子氏の著作に多く引用されていて彼女の著作から知った次第です。彼女は精神科医でライ病の人達の精神的な支えになった医師のようです。彼女の著作にも救われました。
 



..2020/06/28(日) 08:52 No.16159
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=楽農家     [引用]

 

私の場合は家庭菜園に救われています。4月初めから気合を入れなおして6月終盤ほぼ三か月ですが、23種類、種もあれば苗もありました。今日は夕方から東山を作るためのサツマイモを定植しに行きます

..2020/06/28(日) 17:11 No.16160
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 愚鈍     [引用]

 

> 私の場合は家庭菜園に救われています。

 自ら肥料を施し、水をやった家庭菜園の作物が花をつけ実を付けるのを見るのは現実の利害や効用を超えた喜びを感じる心が人間に本来備わっているのでしょうね。
 この心はごく幼い子供にも認められますから人間の生得の素質なのでしょう。このことは、太古の遺跡に残された洞窟画にも見られ
古代人の芸術的な心の発露なのでしょう。
 芸術的なものが古代人の厳しい生活を内面から支えたと言えるのではないでしょうか。
 



..2020/06/28(日) 17:33 No.16161
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 愚鈍     [引用]

 

 上の文章は何か変でした。
 書く始めたら友人から電話があり、話しながら書いたせいです。
 願わくば削除してください。


..2020/06/28(日) 18:14 No.16162
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=楽農家     [引用]

 

それでは書き直したものをアップしてください。
その後、仏用なら削除したいと思います。お願いします


..2020/06/29(月) 04:34 No.16163
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=酔筆家    ++ 風の魔法使い=楽農家     [引用]

 

私なんんか大酒呑んでアップすることもありますし、酒飲んで一寝入り後アップするのは日課です嗤。かえって本音を素直に書けます。

..2020/06/29(月) 04:38 No.16164
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=楽農家     [引用]

 

さて、話をゴーギャンに戻します。ゴーギャンの実生活でいうと、奥さんとは知り合った時から趣味で絵を描いていることを話していますし、結婚後はアトリエも持っていました。
したがってストリックランドのように突然家出したのではありませんし、芸術の魔術に憑りつかれたのでもありません。また家族にも頻繁に手紙を書いています。
 ゴーギャンが絵筆一本で生きていく決心をしたのは1929年の大恐慌で株が大暴落し、
株式仲買人の生活に不安を覚えたからです!一方、絵の才能には強烈な自信があったので、絵で家族を養えるとまあ、妄想したのです。ところが当時は写実全盛で比較的リアルだったモネの絵さえ売れないのですから、まあ、ゴーギャンの自己認識はひどいものでした。嗤


..2020/06/29(月) 04:53 No.16165
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=日本画家     [引用]

 

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この絵は前期の代表ですが、神父をヘッドロックしているのがわかるでしょ。で手前の女性たちは、ざまあみろと言うか「ご臨終!アーーーーメン」といっています。当時のカトリックは神父も陰に回ると妻帯はまあ黙認しても女は買うわ深酒するは、挙句の果ては後家さんを誘惑するわで放蕩のかぎりをつくしていたんですね、嗤
だから女性たちは「くたばっちまえ!アーーーーーメン♪♪」なんです。そういう社会批判をするものだから、絵が売れるはずがありません。当時はルネッサンスの肖像画がデンとど真ん中に居座っていたのです。


..2020/06/29(月) 05:08 No.16166
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=楽農家     [引用]

 

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現実のゴーギャンは妻帯者であるこのモデルにも手を出しているからまあ見下げたものです嗤。
パリ時代のゴーギャンはまるでルノアールもビックリのデブッチョの便秘で下腹ボッコリが好きだったのですね。


..2020/06/29(月) 05:18 No.16168
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=月と六ペンス    ++ 風の魔法使い=楽農家     [引用]

 

さていずれのゴーギャンが本物であるかという両方ともゴーギャンの中に同居しています。これがモーム描くところの「詩と真実」なのです。

..2020/06/29(月) 05:27 No.16169
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会=酔筆家    ++ 愚鈍     [引用]

 

> 私なんんか大酒呑んでアップすることもありますし、酒飲んで一寝入り後アップするのは日課です嗤。かえって本音を素直に書けます。

 小生の「16161」の文章、何か言葉遣いが変ですよね。
 文章の趣旨は変わりませんから書き直すつもりはありませんが、
技術士さん達の掲示板に掲載するには相応しくない言葉遣いかと思います。
 受験生諸氏は、答案を書く際にはくれぐれも注意力散漫にならないようにしてください。注意力が不足すると小生のような文章になってしまいます。


..2020/06/29(月) 14:17 No.16170








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