| 明日の南京極小学校出前図書館で使う「つくもがみ」(京極夏彦作,城芽ハヤト絵)を、あと2回くらい読んでお酒にしよう。
昨日まで「戦時下の紙芝居上演会」にかかりきりだったので、今日も図書館に行ってブックトークの本を集めていました。なんとも綱渡りの毎日で、仕事の質が荒れるのが恐い。
最近、BBSの書込みペースが、昔のペースに戻りつつあるんじゃないか…というメールをいただきました。「職場環境が改善されたのですか?」という内容だったけれど、いや、それはちがうんです。環境に何の改善もないけれど、ただ、意地になって持ちこたえていた今年の私の仕事が徐々に山場を越えつつあるということなのです。「後志文学散歩・バスの旅」も無事終了。(意識的に、読書会五年間の総括を試みました) 今年の大発見「国策紙芝居」も、なんとか町の人たちの前にとどけることができた。「沼田流人読書会」も、「山麓文学館」も、この12月で最終回…というように。
山場を越えた安堵感と、来年にかける想いが今の私にはないことが、少しだけ饒舌にさせているのかもしれません。
京極夏彦の妖怪えほん、いいですね。<悲>の「うぶめ」、とっても悲しかった。<楽>の「つくもがみ」、なんとも心の底から楽しいです。疲れているけれど、この本があれば明日の出前はできる…と思いました。
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