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秋になりハチ、特にスズメバチの季節がやって来た。 先日もスズメバチ駆除のプロも刺されて亡くなったのだからスズメバチ恐るべしである。 私の長い人生の間で3度ほどハチ(スズメバチ、ジバチ、スズメバチ)の被害に出くわしたことがあった。
最初は中学生のころ、実家の裏には杉林があり、そこで遊び仲間4,5人で見つけたスズメバチの巣を誰が叩き落してくるか、じゃんけんで順番を決め、お互いの学生服を重ね着して体を防護し、長い棒を持って匍匐前進で落としてくるというもので、誰が落としたかは忘れたが、2番目にあたった私は匍匐前進で落とし(たと思ったのだが巣の端っこをかすっただけ)全力で戻り仲間にタッチしたところで、お尻に激痛が走った。破れたズボンから侵入したハチは尾てい骨付近を2ヶ所も刺していたのだ。速攻で自分のオシッコを手ですくいかけてその場を凌いだ。
2度目は第一回北アド大会で選手がMTBで杉林を走っていたときに数人がジバチに刺されたため、その場でMTB 競技は中止を決めたことがあった。大会後、ジバチが出たあたりを探したら木の根っこのところに巣を作っていたことが判明した。 3度目は友人が住むマンションのベランダ屋根裏にこぶし大の巣を何とかして欲しいという連絡を貰い、出向いていきホウキのようなもので払い落としたことがあった。ご褒美は確か近所にあった高級中華だったような気がする。 田舎ではよくハチに出会う場面が多かったせいか、そんなに恐怖を覚えたことはないが、中学生の時に刺されたあの痛さはこの歳になっても良く覚えている。【20231007(土)】
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