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今日も雨、2日間連続の雨はウオーキングをしている私にとって結構な打撃となる。 たまに傘を持ってウオーキングしている人を見かけるがそこまでしてやる元気はない。なぜならシューズが濡れることを恐れているからで、シューズを先日購入したばかりなので猶更濡らしたくない気持ちがある。
●真保 裕一著:「繋がれた明日」 朝日文庫
【この男は人殺しです――。仮釈放となった中道隆太を待ち受けていた悪意に満ちた中傷ビラ。いったい誰が何の目的でこんな仕打ちをするのか?孤独な犯人探しを始めた隆太の前には巨大な”障壁”が立ちはだかった……。殺人者が社会復帰を果たすすべはあるのか、そして、家族を奪われた者はどうすれば救われるのか。加害者と被害者、それぞれの”罪と罰”の意味を問うサスペンス巨編。―本の紹介よりー《解説・児玉清》】
内容が実に重かった。 余りの重さに途中で読むのを辞めようかとさえ思ったが、タイトルを見ると「繋がる云々」 に微かな期待を込めて読み進めた。主人公が仮釈放されてから将来への考え方や行動が少しづつ前向きに傾いて行くのに私の心も乗せられ、途中からは読むスピードがどんどん加速され、途中からは一気に読むことが出来た。こんな重い小説を読んだのは初めてかも知れない。読後感は、さ・わ・や。・か!!(笑)【20231010(火)】
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