| 
神威岬にこんなものがあったなんて、この歳になるまで知らなかった。
電磁台(電波探知塔) 明治三十七年五月六日、神威岬の無電所が神威岬沖合にウラジオ艦隊が出没していることを受電し、それが原因で大騒ぎになったことがある。翌年の明治三十八年五月六日にも神威岬沖合にロシアの軍艦が出没したことで騒ぎが起こり、住民の安全を守るという意味で灯台を一時消灯したことがあった。 昭和十五年、ロシア軍が北海道に上陸する情報をキャッチするため無線塔一基、レーダー三基を神威岬に設置する計画を立て、二年後の昭和十七年に完成した。 その名残がこの電磁台である。 (側の解説板より)
二十年前の灯台スタンプラリーで懲りているので、岬の突端は遠慮しました。老体にはちょっとしんどい。
|